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●山野井理事長談話 (2002.1.17)
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会員の皆さまへ
立正佼成会理事長 山野井克典
全国の会員の皆さま、この度はたくさんの真心を寄せて頂き、誠にありがとうございました。 皆さまご存じのように、本会には紛争、災害などの緊急事態に対応する基金として、「一食平和基金」が設けられています。しかし今回は、事態の重大さを踏まえて「多発テロ関連対策会議」を設置する中で、傷ついた人々に対し「直接行動を起こし、支援したい」という会員の皆さまの声を受け、「多発テロ関連被災者救援募金」と「励ましの手紙」を募らせて頂くことになりました。 各教会では、慰霊と平和を念じた深い祈りが捧げられると共に、さまざまな形で募金活動が展開されたと伺っております。年末には大学生によって、全国一斉に街頭募金も実施されました。小・中学生、高校生を中心に寄せて頂いた「励ましの手紙」も、大変意義の深い活動だと思います。皆さまの心温まるメッセージが現地の方々を勇気づけたという報告も頂いております。「何かお役に立ちたい」という皆さまの純粋なお心と、それをすぐさま行動に結びつける力には、本当に頭の下がる思いがいたします。また、ご協力くださいました市民の方々にも、あらためてお礼を申し上げさせて頂きたいと思います。 多発テロ事件発生直後、会長先生はいち早く談話を発表されました。さらに、10月末にはニューヨークを訪れ、WCRP主催の『世界の諸宗教指導者による国際シンポジウム』に出席され、30カ国の宗教リーダーと共にテロ事件、アフガン攻撃への対応を討議されました。 私は今、こうした事態に対し、宗教者として迅速に対応することの大切さを、強く実感させて頂いております。同時に、開祖さまのご偉業、ご遺徳に、あらためて感謝をせずにはいられません。開祖さまの意思を受け継がれた会長先生、そして会員の皆さまの祈りと行動。そして、WCRPという組織が存在していたからこそ、世界の諸宗教指導者たちがいち早く集い、平和構築のための働きをすることができたと思うからです。 アフガンではなおも予断を許さない状況が続いており、問題は解決したわけではありません。市民生活の支援や復興など多くの課題も残されています。今こそ、諸宗教者のより強い結束が必要であることはいうまでもありません。 会員の皆さまにおかれましても、今一度、平和の尊さというものを見つめ、それを多くの人々にお伝えして頂きますよう、また「一食を捧げる運動」をはじめ、平和構築のための祈りと行動を今後も続けて頂きますよう、心からお願いする次第であります。 |