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> 終戦50年 平和への決意
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戦後50年を迎えた1995年、本会はこの節目に第2次世界大戦へと向かう時代の流れを阻むことができなかったことを懴悔し、さらなる世界平和を願って決意を新たにしました。この決意は現在に受け継がれています。
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いまを去る50年前、第2次世界大戦は終結を見ました。この大戦には60ヵ国が参戦し、5000万人を超える尊いいのちが失われ、貴重な財産や自然までもが灰燼に帰しました。アジア、太平洋地域においては2000万人、そしてわが国においても300万人余の人々がこの戦争で亡くなられました。 私たち立正佼成会会員は、国を超え、思想・信条の違いを超え、さらには性別や戦闘員、非戦闘員の枠を超え、人間平等、生命尊重の立場から、この大戦で亡くなられたすべての方々に思いをいたし、心からの哀悼の意を表するものであります。 大戦当時、創立して間もない私どもの教団は、生きとし生けるものの「いのち」の尊重を願う法華経を所依としながらも、いまだその力至らざるため、大戦へと突き進む時代の流れに抗し、これを阻むことが出来ませんでした。終戦50年のこの大切な節目にあたり、私どもは改めて法華経の教えに照らし、私どもの足らざるをみ仏の御前に深く懴悔するものであります。 終戦とともに、わが国は諸外国の温かな援助・協力を得ながら、恒久の平和をめざして民主主義国家としての出発をいたしました。 私たち立正佼成会会員も信教の自由、言論の自由のもとに平和の尊さ、有り難さを味わってまいりました。更には自己研鑚と活動を通じ、多くの宗教者との出会いの中で、私たちの使命が宗教に根ざす絶対なる平和の招来にあることを確信するに至りました。 日本人として忘れ得ぬこの8月15日、戦争で亡くなられた多くの方々の尊い犠牲の上に、私たちが今日の平和を享受させて頂いていることを、感謝と共に見つめ直したいと思います。こうしたご恩にお報いするためにも本会は、アジア、アフリカを中心に、世界各地でさまざまな苦難に直面している人々のお役に立つべく、宗教協力を基底にした「同悲、同苦」の精神をもって取り組んでおります。 終戦50年の節目に当たり私たち立正佼成会会員は、更なる世界平和を願って、次の如く菩薩行の実践を決意するものであります。
一、私たちは、仏教精神に根ざす人材の育成に務めます
一、私たちは、宗教が戦争の原因となり、或は戦争に利用された歴史的な事例があったことを謙虚に受け止め、諸宗教間の対話・協力を通じて、平和の実現に一層務めます
一、私たちは、核兵器や武器を必要としない平和な世界をめざして務めます
一、私たちは、飢餓や貧困のない世界をめざして務めます
一、私たちは、抑圧や差別のない世界をめざして務めます
一、私たちは、母なる星・地球の環境保全に務めます
合掌
平成7年8月15日
立正佼成会 |