音楽・芸術

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■雅楽について

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雅楽には、日本古来より歌い舞い継がれてきた「国風(くにぶりの)歌舞(うたまい)」、五世紀頃からアジア大陸諸国から渡来した音楽と舞、平安時代に上流階級の間で興った「詩歌(しいか)管絃(かんげん)」と呼ばれる、楽器の演奏と歌を楽しんだ「御遊(ぎょゆう)」の演奏スタイルと、大きく分けて三つの種類があります。これらは平安時代に整理・統合が図られ、それぞれが個性をもちながら、日本の気候風土に融合するように日本化(和風化)が図られました。
今日、雅楽の演奏形態は、管楽器(笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍(りゅう)笛(てき))と絃楽器(箏・琵琶(びわ))、そして打楽器(鞨鼓(かっこ)・太鼓(たいこ)・鉦鼓(しょうこ))で合奏を行う「管絃(かんげん)」と、それらの雅楽器の演奏に舞を伴う「舞楽(ぶがく)」とに分けられます。

雅楽には、いろいろな楽曲や演奏形態がありますが、いずれも千年を超える伝統を有しています。また現存する合奏音楽としては世界最古とされ、音楽文化財として貴重な歴史的価値、芸術的価値を備えています。