立正佼成会概要

会長 庭野日鑛にわの にちこう

1938(昭和13)年、東京都中野区に生まれる。庭野日敬開祖の長男。

小・中学校時代は第二次世界大戦中で、疎開先である開祖の故郷、新潟の菅沼で過ごす。立正大学仏教学部卒業、同大学院修了後、本会に入職。布教本部長等を歴任後、1991(平成3)年、庭野日敬(にっきょう)開祖から会長位を継承し、第二代会長に就任した。

青年時代は、一度限りの人生を自分で切り開く自由と会長位の継承との間で悩み、また家族よりも人さまを優先させ、その幸せのために昼夜を問わず奔走する父親の姿に反感も抱いていた。しかし仏教を学び続け、その実践や体験を積み重ねるうちに、全てが懺悔と感謝へと変わっていったという。

会長就任後は、時代に合わせ、よりわかりやすい簡素な表現で仏教精神の浸透を図りつつ、時代や状況によって左右されない、在家仏教教団としての本会の存在基盤を見極め、整備している。また自らも会員の前で、仏教の教えによって至らない自分を発見し、懺悔する日々を吐露し、ともに精進してまいりましょうと呼びかけている。

現在、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会会長など多くの役も務め、国内外で宗教協力活動を推進。著書は仏教の教えをわかりやすく説いた『心田を耕す』『こころの眼(まなこ)を開く』など。