急がず、休まず

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感謝を忘れない

日ごろ、物事に文句を言っていると、それに応じたことがどんどん現れてくると言われます。人に文句ばかり言っていると、その人から人は離れていってしまいます。そして、同じように文句を言いたい人が集まってくるということです。
逆に、明るく、優しく、温かい気持ちで言葉を発すると、そういう人たちが、また集まってくるということです。ですから、私たちが、本当に明るく、優しく、温かい人生を過ごしていきたいということであれば、自分から、そうした心で接していくことによって、そのような中で生きていくことができるということであります。
よく考えてみますと、私たちは、自分で空気をつくることはできませんし、水も人間がつくったわけではありません。大自然の恵みの中に、私たちは生かされています。
この「生かされている」ということを、まず心に置いて、物事を考えていくと、人間ができる最終ぎりぎりのところは、とにかく「感謝をする」という一語に尽きるそうです。お釈迦さまも、いろいろな真理・法を悟られて、私たち人間ができることは、「最後は感謝ですよ」と教えてくださっています。

『佼成新聞』より