急がず、休まず

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「おんにこにこ」も実践の一つ

私はいつも、普段からなるべく笑顔をつくれるように、「おんにこにこ はらたつまいぞや そわか」という真言を唱えています。これは、有名な禅師が、あるおばあさんに与えられたものだそうです。そのおばあさんはやはり、あまり笑顔のつくれない人であったらしいのです。「おんにこにこ はらたつまいぞや そわか」と唱えていると、小さなことで腹を立てないようにしようという気持ちも湧いてまいります。
「そわか」という言葉がありますが、これは、物事が成就するという意味があるそうです。にこにこして腹を立てなければ、幸せが成就するということでありましょう。
この「そわか」という言葉の「そ」の部分に、ある方は、物事を整理したりきれいにしたりする「掃除」を当てはめております。それから、「わ」は「笑う」こと。「か」は「感謝」です。「そ」「わ」「か」という文字一つひとつに、そうした内容を加えているのです。
にこにこして腹を立てない。そして実践として、掃除や整理をする。笑う、感謝をする。普段こういう気持ちでいることができれば、幸せが成就する--そのことが、真言に込められているのです。

『佼成新聞』より