急がず、休まず

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例外なく実践する

特別に大きな目標ではなくとも、何か自分の決めたことを、日ごろの生活の中で必ず行っていく--そのような精進をしていくことが大切ではないかと思います。
「必ず」ですから、例外をつくらない。例えば履物を揃(そろ)えることも、「今日は疲れたから、このままにしよう」というのではなく、必ずする。ちょっとしたことでいいわけです。
例外をつくらず、どんな時にもできる習慣をつけていくと、自信めいたものがわいてまいります。そして、物事を積極的に行うことのできる人として、だんだん成長していくわけであります。大きな目標、高過ぎる目標ではなく、自分が「これだけはやっていこう」ということを一つ決めて、一度も例外をつくらないで行っていく習慣をつけることは、とても大事なことのように思います。
私たちは、立正佼成会の会員ですから、朝夕のご供養なども、その一つです。開祖さま、脇祖さまから、伝統的な「形(かた)」として、「朝夕のご供養をしましょう」と教えて頂いております。そうした「形」をつくって頂き、形(かたち)を築いて頂いたわけであります。
形とは、単なる形式ではありません。慈悲の心、思いやりの心が、形として現れてくるということです。この形を通して、私たち人間の心も育ってまいります。その意味で、形を整える、また習慣づけるということが、とても大事なことのように思います。

『佼成新聞』より