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接し方が変われば

家族に嫌われるお父さんの筆頭に挙げられるのは、夕食のあと、いつまでもお酒を飲んでいるお父さんだそうです。家族に小言をいつまでも繰り返し言い続ける。家族が何を言っても、こっちの言うことなど聞いてもくれない。いつも自分中心で、ぜったいに自分を変えることがない……。

確かに、そういうお父さんもいます。しかし、あきらめてしまってはなりません。

「諸行無常」とは、どんなものも、どんなことも同じ姿でいるものはなく、刻々と変化し続けるという真理です。それなのに、どうして絶対にもう変わりっこない人がいるように見えるのかというと、こちらの対し方が変わらないからなのです。

がんこなお父さんも、いま、たまたまそういう態度をとっているだけで、必ず変わります。なんで変わるのかというと、家族の接し方なのです。これが「諸法無我」の真理です。

「このお父さんには、何を言ってもむだなんだ」と決めつけずに、思いきって、こちらの接し方を変えてみる。話しかけてみる。すると、必ず変化が現われて、お父さんの本当の心が顔をのぞかせてきます。そこに働きかければいいのです。

庭野日敬著『開祖随感』より