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名古屋教会が福祉大会を開催


名古屋教会は5月10日、福祉大会 『いのち見つめて』を教会道場で開催し、会員約550人が参加しました。同教会は高まる福祉へのニーズに応えるため、5年前から毎月10日の「脇祖さまご命日」式典後、介護予防を目的とした健康体操の指導、家庭教育、カウンセリング、在宅介護に関する相談などに取り組んでいます。

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今回の大会では、初めに、社会福祉部庶務を務める会員が体験説法。実母を介護する中で、自分は福祉の相談を受ける立場にありながら、感情の起伏が激しく厳しい言葉を投げかける母に反発するなど、実践が伴っていなかったことをサンゲしました。その上で、先輩会員からのアドバイスで、母の話に耳を傾け、積極的にあいさつやスキンシップを心がけたことで、介護に携わる前よりも母と温かい関係を築けた体験を語りました。
続いて、臨床教育学博士の都村尚子氏が『認知症高齢者に尊厳と共感を持って関わるコミュニケーション法「バリデーション」』をテーマに講演会を行いました。
都村氏は、認知症高齢者が介護者や家族に理解不能な言動や行動を見せたとしても、その行動には本人の心の訴えが表れると強調。相手の認識の誤りをかたくなに正そうとするのではなく、相手に敬意を払い、その言動に共感し、本音や心に抱く感情を引き出すコミュニケーション方法がバリデーションの根幹であると解説しました。その上で、認知症高齢者の感情や願いに応え、安心してもらえるスキンシップ方法を紹介しました。
あいさつに立った小谷田昌亮教会長は、「互いに尊敬し合える間柄を重視するバリデーションは、仏性を拝み合う姿とも言えます。介護を『させられる』ではなく、『させて頂く』心で実践させて頂きましょう」と語りました。
 社会福祉部長を務める会員は、「大会を通してそれぞれが介護や福祉の取り組みの体験を分かち合い、より一層意識を高めて頂くことを期待しています。社会福祉部では、これからも皆さんが安心して暮らせるような取り組みを続けていきます」と語りました。

(2008.05.23記載)