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下田教会が漁業関係者らと「海難供養」


下田教会が地域の人々と共に続ける「南伊豆海難供養」(主催・同法要実行委員会)が6月28日、静岡・南伊豆町子浦の浄土宗西林寺で行われました。海難・水難犠牲者の慰霊と、漁村生活者として海の恩恵に感謝することが目的です。当日は、海難者遺族をはじめ、漁業組合関係者、同教会会員ら69人が参加しました。

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同法要は平成2年から、西林寺と同教会南伊豆支部の会員を中心に進められてきました。地域に根差した活動をと、昨年から実行委員会を組織。地元の人々や漁業関係者に参加を呼びかけています。
式典では、海難者遺族や漁業関係者、来賓ら10人による奉献の儀、読経供養に続き、土屋光明西林寺住職が講話。「今回は、海で亡くなった方々と同じように、魚類の霊にも供養を捧げました。海のいのちを頂くことで生かされていることに深く感謝し、この子浦から平和な世の中を日本中、世界中に広げていきましょう」と語りました。
続いて、真下五十吉・南伊豆漁業共同組合長が「昨年この南伊豆では船の事故が一件もありませんでした。こうして皆さまが供養を捧げてくださることが、いま生きている私たちにできることだと思います」とあいさつしました。
このあと、子浦海岸に移動し、米や神酒などの供物が奉納されました。また、今年は新たに、漁業組合の協力のもと、同海岸沖合で海上供養を実施。漁業組合員、土屋住職、来賓ら10人が乗船し、海上で米や神酒などをまきました。
奉献の儀に参加したT君=同教会=は、「将来、お父さんの後を継いで漁師になりたいと思っています。以前、お父さんが船で転覆した話を聞いて、本当に怖いと思いました。海での悲しい事故が少しでも減るように祈りながら奉献に参加しました」と感想を語りました。

(2008.07.11記載)