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金沢教会の中山さんが「全国教誨師大会」で表彰


教誨(きようかい)師として受刑者の更生にあたる中山さん=金沢教会=が、先ごろ行われた「第32回全国教誨師大会」で、日本宗教連盟理事長表彰を受賞しました。長年にわたる功績が認められたものです。新宗連(新日本宗教団体連合会)加盟教団から同表彰を受けるのは初めてのことになります。

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中山さんは金沢教会長を務めていた昭和45年、当時浄土真宗大谷派専長寺の住職だった波左場?華師(当時石川県宗教連盟理事長)から推薦され、教誨師となりました。これまで37年間、金沢刑務所で週1回受刑者を対象にした集合教誨を行うほか、希望者を対象に個人教誨に応じてきました。
本部でのお役や、札幌、中津川の教会長を務めた時期も、必ず月1回は金沢刑務所に通いました。これまでの訪問回数は826回にのぼります。中山さんは、罪を犯した人が人間らしい生き方に目覚めてほしいと願い、受刑者に感謝の心や先祖を大切にする心など、宗教が説く教えを分かりやすく伝えてきました。根本仏教や法華経、庭野日敬開祖の教えを説いたり、写経を行ったりしたこともあります。
中山さんが受刑者と向かい合う時の基本は仏性礼拝行です。「『あなたの中にある本当の心に目覚めてください』といつも念じさせて頂いています」と語ります。
当初ほとんど話を聞かない受刑者が、回を重ねるごとに次第に真剣な眼差(まなざ)しでメモをとったり、質問したりするようになります。また、自分の刑に不服だった受刑者が、中山さんに不満やつらさをじっくり聞いてもらう中で、自分が犯した罪や、家族への懺悔(ざんげ)を口にすることもありました。
「触れる縁によっては、私も反対の立場にいたかもしれません。人は縁によって仏にもなれます。そうした縁に私がなれればうれしい」と中山さんは話します。自分の信仰に自信を持つ多くの人に教誨師を継いでもらうのが中山さんの願いです。

(2008.07.31記載)