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職場の同僚とご供養を続ける千葉教会の鎌田さん
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調理師として都内の社員食堂に勤める鎌田さん=千葉教会=は、毎日職場で同僚たちと一緒にご供養をあげるのが日課です。みんなで声を合わせるご供養が、職場に一体感と思いやりの心をもたらしています。
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短気な性格の鎌田さんは以前、毎日のように同僚たちを怒鳴り散らしては、そのたびにけんかになりました。そんな自分に疲れ、思い悩んでいました。 5年前、知人の小関さん=同教会=に誘われ、道場を訪れました。合掌してあいさつするサンガの姿に感激し、その場で入会。法座でサンガの温かさに触れ、「自分も人にやさしく接したい」と誓いました。 翌日から一切怒鳴るのをやめました。一人ひとりに「おはようございます。今日も一日よろしくお願いします」「お疲れさまでした。今日も一日ありがとうございました」と丁寧にあいさつをしました。 1週間後、それまでけんかしていた相手からもあいさつが返ってくるようになりました。「鎌田さん、どうしてそんなに変わったの」。不思議に思う同僚たちに鎌田さんは、佼成会に入会し、自分が変わる大切さを学んだことを伝えました。その後、休憩所で同僚たちと共に機関紙誌を読み、感想を語り合うようになりました。 ご供養の大切さを語る鎌田さんに多くの同僚が関心を示しました。鎌田さんは、同僚たちに経典を手渡し、ご供養の作法を教えました。やがて、「家で一人でご供養をあげるのは寂しい。みんなでお経をあげたい」という声が上がり、同僚が自ら会社にかけ合って許可をもらい、会社の一室で毎日、昼休みにご供養をあげるようになりました。 毎回、参加者が導師、鐘、木鉦(もくしょう)のお役を持ち回りで担当し、声を合わせて読経しました。ご供養後は自然と法座になり、仕事に対するそれぞれの思いや願いが出されました。 そうした中、以前は会話も少なく、自分の仕事をこなすだけだった同僚たちの間に一体感が芽生えました。ほかの仕事を手伝ったり、相手が作業しやすいように気配りしたりする思いやりの心が広がり、職場に「ありがとう」の言葉が増えました。仕事の効率も上がり、退職者も減りました。 ご供養の参加者は日を追うごとに増え続け、今では60人を超える従業員が部屋を埋め尽くします。また、そのご供養の様子を見た清掃員や警備員までもが一緒にお経をあげるようになりました。 「ご供養を通して喜びの輪が広がっていることがうれしい。仏さまの使いとして、この体を使わせて頂くことが何より有り難い」と鎌田さん。仲間と新たに弁当店を出すために、来年退職する予定だが、「ご供養は、職場の人たちがしっかり続けてくれると信じています」と話しています。
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(2008.08.08記載)
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