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人々の幸せを願い人形店を経営する安芸さん夫妻・徳島教会


安芸(あぎ)さん=徳島教会=と妻は、教えをもとに、「おかげさま」「もちつもたれつ」の心で人形店を営んでいます。「人形を通して人さまの心を豊かにしたい」と願っています。

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200を超えるひな人形が売り場に並んでいます。桃の節句を前に、徳島県藍住(あいずみ)町にある「安芸人形店」は今、一年で一番忙しい時期を迎えています。
「子供は宝。奇麗な人形だなぁ、ありがたいなぁという思いが豊かな心を育みます。家庭が円満であってこそ家も繁栄します」と話す安芸さん。いつも「訪れる皆さんに幸せになって頂きたい」と願い、来店者と接しています。
安芸さん夫婦が心がけるのは、縁を大切にする触れ合いです。「商売ができるのは、多くの人のおかげさま」と、取引先の銀行には行員への感謝を込めて毎月預金。営業で来店する人を駅まで送迎し、食事を出して感謝を伝えます。「買いに来る人、売りに来る人、みんな大事なお客さまです」と妻。
夫婦で隅々まで機関紙誌に目を通します。商談の席も相手が自然に悩み事を打ち明ける場となり、機関誌を手渡すこともあります。家庭不和に悩む人が、安芸さんの話を聞いて涙を流したこともありました。商売を超えた人間関係が結ばれ、遠方に転勤した人から、今でも安芸さん夫婦のもとに年賀状が送られてきます。
ご宝前のお給仕と三部経読誦(どくじゅ)が日課の安芸さん。隣に同業の大手メーカーが出店した時には、教会でアドバイスを受け、夫婦でより一層、来店者を感謝と真心で迎え、安くて良い商品を提供しました。その後、店は以前より繁栄し、大手メーカーは移転しました。「自分たちを成長させてくれるための仏さまのはからいでした」と感謝で振り返ります。
創業35年を迎えた今、店は県内有数の人形店に発展し、全国から注文が寄せられます。商工会の仲間から繁盛の秘訣(ひけつ)を聞かれることも多いです。「商売に秘訣はないんですよ。ただ佼成会の教えを実践させて頂いているだけです」と安芸さん。妻は「このありがたい教えを、これからも人さまにお伝えしたい」と話しています。

(2009.01.23記載)