活動紹介

HOME  >  活動紹介  >  母への愛を詠む川口教会・星野さん

母への愛を詠む川口教会・星野さん


亡き母への感謝を込めて--。星野さん=川口教会=は、生前伝えられなかった母への愛慕の念を俳句や短歌などに詠み続けています。創作活動を通して、多くの人に家族の大切さや温かさを伝えたいと願っています。

photo01

photo02

『母の日や母はいつもの割烹着(かつぽうぎ)』『タンスから母の形見の腕時計ゼンマイ巻けば針動き出す』
星野さんが詠む母の句や歌は、日常生活の思い出や、ふと込み上げる感動を表現したものが多くあります。
家族のために必死に働き、家事に心を込め、星野さんを愛情深く育てた母。そんな母の姿を思い出すたび、クリーニング店を営む星野さんは、アイロン台のそばに常備するノートに頭に浮かんだ句や歌を書き留めます。毎朝、営業前の2時間、アイロン台で推敲(すいこう)します。「自分一人の世界でじっくり考えられる」といいます。
父の離婚後、後妻に入った母は、まだ幼い星野さんをわが子のように愛しました。そんな母を星野さんも心から慕いました。
『母の日や生(な)さぬ仲とて母が好き』。星野さんが最も好きな一句です。「生前は恥ずかしくて言えませんでしたが、母には感謝の気持ちでいっぱいです」。
10年前、母が病に倒れて以来詠み始めた作品は、これまで1000を超えます。題材も、母をはじめ、父への感謝や日常生活での感動、社会の出来事など幅が広がっています。
作品は新聞や雑誌、ラジオなどに投稿。これまで多くの作品が入選しました。「親を思って詠んだものが選ばれることはうれしい。短歌や俳句を通じて家族の大切さや温かさが伝わればと思います」。
「両親に感謝できるようになったのも、教えやサンガのおかげさま」と感謝を込めて、教会の法輪クラブの仲間が詠んだ句や歌の添削も行います。「違う視点や発想で詠んだ作品から、多くのことを学ばせて頂いています」と話しています。

(2009.07.03記載)