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感謝の心で山あい布教60年 韮崎の日向さん


教えを伝える喜びを胸に、日向さん=韮崎教会=は入会して60年以上、山あいの地域で布教に励んでいます。その原動力は「感謝」の心。今年も日向さんは元気に布教に歩き始めました。

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杖(つえ)を片手に紺色のリュックを背負います。日向さんの外出時のスタイルです。リュックの中にはいつも法華三部経、経典、機関紙誌が入っています。
日向さんは毎週、山あいの険しい道を歩き、2時間かけて11軒の会員宅を回り、機関紙誌を届けます。「自分が元気でいるうちは、何でもさせてもらいたい。それが私のお役」と言い切ります。ご命日と当番修行、機関紙誌の仕分けの日には、片道1時間バスに揺られ、教会道場へ。途中、通り過ぎる神社仏閣には必ず手を合わせます。「この年まで生かして頂けたのも、教えのおかげさま。本当にありがたいです」。
8年前に亡くなった夫は生前、「生かされていることに感謝して人さまのためになりたい」と言って9人乗りのワゴン車を購入し、地区の会員や日向さんを乗せ、教会へ通い続けました。「今振り返ると、本当にありがたかった」。日向さんは亡き夫に対して今も毎日、感謝の気持ちで手を合わせます。
朝夕、欠かさず三部経を読誦(どくじゅ)する日向さん。「仏さまを強く念じてご供養を続けると、仏さまは必ず私に一番合ったはからいをくださいます」と語ります。信仰をする中でいつしかものごとへのとらわれもなくなりまし。「ものごとをあまり細かく考えないこと。良いことを実行すること」が健康の秘訣(ひけつ)といいます。
そんな日向さんを藤森支部長は「自分の都合ではなく、仏さまの願いに合わせられる人。信仰心が篤(あつ)く、"信仰即生活"という言葉がぴったり」と評します。
「神仏を信じて、一日一日を内省と感謝で過ごさせて頂きます」。日向さんの今年の目標です。

(2010.01.22記載)