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大田・壮年リーダー教育で正垣サイゼリヤ会長が講演


『人のため、正しく、仲良く』をテーマに6月26日、株式会社サイゼリヤの正垣泰彦代表取締役会長が大田教会の「第2回壮年リーダー教育」で講演しました。壮年部員ら約200人が参加しました。同教育は、本質的な信仰を学び、社会や家庭で教えを実践できる壮年の育成を目的としたもの。

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講演の中で正垣氏は、イタリア料理店「サイゼリヤ」の開店当時、客足が伸び悩んだことを述懐。あれこれと思案した末、来店者の立場になり、「安くておいしい料理を」と、価格を70%下げたところ来店者が増えた体験を語りました。「利益は出なかったが、お客さんに喜んでもらうことが何よりもうれしいと実感した」と述べ、多くの人に幸せを届けたいという願いでその後のチェーン展開に至ったことを紹介しました。
その上で、仕事上で必要な条件として、社会貢献することや人の役に立つというビジョンを持ち、それを徹底する大切さを強調。「ビジョンを掲げていれば何か問題が起きても常にその原点に立ち返り、方向性が狂わない」と力説しました。
また、一昨年同社の商品から有害物質メラミンが検出された際、「正しい行いをする」ことを念頭に、事実を正直に話して謝罪し、管理体制を見直したことを説明。「困難な状況のときこそ自分の考え方を見つめ直すチャンス」と語りました。
さらに、「何事からも学ぼうとする姿勢も大切」とし、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨(せっさたくま)するよう参加者に促しました。
その上で、これらのことは「人のため・正しく・仲良く」という同社の経営理念を表すものであり、仏教の「三帰依」に通じると解説。「人のためにという目標(仏帰依)が一番大切であり、人のために行うには正しい考え方がなければいけない(法帰依)。そして、仲間同士が仲良く、足りないところを助け合っていく(僧帰依)。この考え方が大事です」と語りました。
さらに、ビジネスの目的は「自分の精神を磨くこと」であり、利益分を社会貢献に使うことが大切と指摘。「『人のため・正しく・仲良く』は簡単にできません。だからこそ謙虚に反省し、目標に向かっていくことで修行させて頂けるのです」と語りました。

(2010.07.16記載)