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名古屋・福祉大会で"心に寄り添う介護"学ぶ


名古屋教会社会福祉部による「第5回福祉大会」が7月4日、教会道場で行われ、会員、市民ら約700人が参加しました。福祉に関する学びを深めようと、5年前から介護、福祉の専門家を招いて毎年開催しています。

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大会では、初めに、28年間、妻の介護にあたる同教会社会福祉部スタッフが体験発表。続いて、『笑う介護士からのメッセージ"心に寄り添う介護""介護における本当の愛とは"』をテーマに、有限会社「笑う介護士」代表取締役の袖山卓也氏が講演しました。
袖山氏は冒頭、日本の医療、福祉では、目に見える身体的な部分の治療や援助に片寄りがちとして精神面(心)まで支えるのが本当の「介護」だと説明しました。
その上で、介護福祉士として高齢者と触れ合った経験から、寝たきりの人などへの具体的な接し方を紹介。介護する人ができるだけ相手に顔を見せ、目を合わせ、進んで話しかけ、手に触れるなど、五感を使って、感情を伝える大切さを示しました。
また、専門的な知識や資格の有無にかかわらず、「介護は身近なもの」と強調。「左右どちらの袖から腕を通して洋服を着ているか」「どちらの足から靴を履いているか」「お味噌汁(みそしる)、ご飯、おかずのどれから食べているか」など相手の日ごろの行動パターンを知っておくことがより良い介護につながるとし、「相手が心地良く生活できるように、自分が失った機能の代わりとなり、相手が以前と同じような生活ができるまで寄り添うという気持ちが必要」と語りました。
さらに、「資格や経験がなくても、相手のわずかな変化にすぐ気づいてくれる"介護士"が日本中にたくさんいます。それはお母さんです。私たちもお母さんがそばにいてくれたからこそ、これまで病気をしても生きてこられたのです」と述べ、母親に負けないぐらいの愛情をもって触れ合うことが何よりの介護であると話しました。

(2010.07.16記載)