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2016年12月 6日

光祥次代会長 WCRP/RfP国際共同議長としてカンボジアを訪問


CICの会合で、WCRP/RfPの共同会長としてあいさつ

庭野光祥次代会長は12月6日から11日までカンボジアを訪れ、8日にプノンペン市内で行われたカンボジア諸宗教評議会(CIC)=世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)カンボジア委員会=の会合にWCRP/RfP国際共同議長として出席し、あいさつを述べた。また、期間中、同国仏教の最大会派であるモハー・ニカーイ派最高指導者のテップ・ボーン法王、同国宗教省のヒム・チェム大臣を表敬訪問したほか、CICとパートナー関係にある同市内のカンボジア救援センター、女性の権利・地位向上を目指すNGO「SILAKA」、開発と平和を目的とした青年教育に取り組むNGOを訪れ、代表者らと懇談した。10日には、シェムリアップ市に移動。翌11日、アジアの紛争和解に携わる平和活動家、エマ・レスリー平和・紛争研究センター事務局長と面会し、同事務局長案内のもと、難民の一時避難などを支援するメッタ・カルナ諸宗教センターを視察した。WCRP/RfP国際委員会の杉野恭一副事務総長と根本昌廣本会時務部主席が同行した。


ウナロム寺院でテップ・ボーン法王と面会

国民の9割以上が上座部仏教徒のカンボジアでは、仏教を心の依りどころとし、文化や道徳観が育まれてきた歴史的背景がある。しかし、1975年以降のポル・ポト政権による大量虐殺、20年以上にわたり続いた内戦で、仏教は壊滅的な被害を受けた。その影響により、農村部を中心とした貧困や、青少年への教育機会の不足などの問題を今も抱える。
CICは、それらの課題解決に向け、2002年に発足した同国初の諸宗教対話・協力組織。現在、WCRP/RfP国際共同会長を務めるテップ・ボーン法王をはじめ、同国の仏教、イスラーム、キリスト教の指導者6人を中心に構成される。年に4回、会合を持つほか、国内の諸宗教やNGOとの連携を図りながら、貧困層への人道支援や青少年に対する道徳教育などの活動が展開されている。
8日、プノンペン市内のウナロム寺院で行われたCICの会合に出席した光祥次代会長は、冒頭、あいさつを述べ、他の仏教多数派国に比べ、諸宗教が平和的に共存する同国のあり方に言及。「皆さまがアジアの平和のために協力していらっしゃることは、過激な暴力にあふれた世界の中で貴重な手本であり、世界の平和を目指す人々にとって大きな希望になります」と話した。
続いて、CIC創設者のイー・トン同理事が設立の経緯を説明。この後、CICの今後の展望が話し合われ、国内の各宗派がより連携を密にし、草の根レベルで社会貢献活動を強化していくことが肝要との意見が出された。
また、会合を前に、光祥次代会長は同寺院内でテップ・ボーン法王と面会した。テップ・ボーン法王は、暴力によって分断されつつある世界情勢に懸念を示し、対話と非暴力による世界平和の実現を目指すWCRP/RfPの果たすべき役割を確認。光祥次代会長をはじめとする、次世代のリーダーへの期待を寄せ、「今後も両国、そして世界の平和に向けて協働していきたい」と語った。
翌9日、光祥次代会長は市内の宗教省庁舎でヒム・チェム大臣と懇談。WCRP/RfP、CICへの理解と協力を求めた。
なお行程に先立ち、7日、本会一食(いちじき)平和基金が長年支援し、同国の仏教再建の要となっている同市内のカンボジア国立仏教研究所を訪れ、ソー・ソクニー所長らと面会した。