「青年の日」を終えて
今年も「青年の日」を行わせて頂きましたことに、深く感謝申し上げます。青少年部員の活動にご理解、ご協力くださった地域の皆さま、青少年を支えてくださった教会の皆さま、誠にありがとうございました。
そして、全国の青少年部員の皆さん、本当にお疲れさまでした。
3月に発生した東日本大震災を受け、今年は多くの教会で、被災された方々へ心を寄せる取り組みが行われました。各地での街頭募金やチャリティーバザーなどを通し、大災害によってもたらされた痛みや悲しみを多くの人と分かち合い、共に前へ進む一歩を刻めたのは、本当に尊いことだと感じさせて頂いています。
地域や世界の問題に対する活動も展開されました。私は鹿嶋、銚子、佐原の3教会の取り組みを訪問させて頂きましたが、それぞれが心を込めて「青年の日」をつくりあげている姿に触れ、大変感動いたしました。
自分の我欲を満たすのではなく、他者を思いながら“いま”この瞬間を大切に行動した「青年の日」。皆さんはまさに、仏さまの願いに適(かな)う、「仏になること」に近づく修行をされました。こうした「青年の日」を多くの先輩方から継承させて頂いていること、また同じ目標に向かって切磋琢磨(せっさたくま)できるサンガがいることに、お互いさまに喜び、そして感謝させて頂きたいと思います。
皆さん、いま一度「青年の日」を通し、人さまのことを心から思い、行動した自分の姿を振り返ってください。そうした自分に自信を持ってください。一人ひとりの、“いま”の積み重ねが日本のみならず、世界の未来をつくっていきます。今後も、人さまを思うという、仏になる、自らの心の内にある「仏」を引き出す修行を、丁寧に重ねてまいりましょう。それが、本会青年部の進む道であり、青年部員としての大本であると私は思っています。
合掌
『佼成新聞』2011年5月22日付 より
(11.05.20 update)