「青年の日」を終えて
今年も「青年の日」を行わせて頂きましたことに深く感謝を申し上げます。青年部員の取り組みにご理解、ご協力くださった地域の皆さま、「青年の日」が有意義なものになるよう、陰に日なたに青年を支えてくださった教会の皆さま、誠にありがとうございました。
そして、全国の青年の皆さん、本当にお疲れさまでした。私は都内の教会の取り組みに参加させて頂きましたが、生き生きと、堂々と活動される青年たちに触れ、大変頼もしく感じました。きっと全国各地で同じような光景が見られたことだと思います。
今年は、「青年の日」を前にミャンマーのサイクロン、中国・四川大地震という多くの尊いいのちが奪われる自然災害が起こりました。各教会ではこうした事態を受け、被災地へ思いを馳(は)せながら、それぞれの活動や『平和の祈り』に臨んだと伺いました。
被災地への祈りをはじめ、皆さんが取り組んださまざまな活動は、苦しんでいる人や社会の問題を「放っておけない」という心、一念から生まれたものでしょう。傍観者にならず、すべてを自分の問題として受け止め、今、置かれている環境の中でできることを精いっぱいさせて頂く。祈りを捧げる。本当に尊いことです。仏教には「一念三千」という教えがありますが、皆さんの一念は確実に広がり、いずれ大きな"風"となると思わせて頂きます。
青年部の長期構想(『大志プロジェクト』)では、「日本の常寂光土」「世界の通一仏土」を実現するという二大ビジョンを掲げています。私たちが本物の信仰者となり、「一乗」の精神を社会に発信していこうというものです。今年は教団創立70周年を記念して「青少年 本部参拝」が行われています。「大志」に向かって一層前進するために、ぜひ大聖堂のご本尊さまと結縁(けちえん)をし、揺るぎない信仰心を確立して頂くことを願っています。また、「青年の日」の取り組みの中で実践した仏性礼拝行に、今後も私たち一人ひとりが努めてまいりたいと思います。
私たちの「本気」の祈り、行動は必ず地域、世界を変えることにつながります。「一乗」の世界の具現に向け、お互いさま、「本気」の精進を続けさせて頂こうではありませんか。
合掌
『佼成新聞』2008年5月25日付 より
(08.05.23 update)