『ごきげんよう』街角布教月島編(千代田中央教会第六支部発)
11月。冷たい雨が降る勤労感謝の日。
ここは「もんじゃストリート」。東京下町・月島にある西仲通り商店街は、この名称で親しまれています。
商店街の3番街沿い、ビルの間の狭い路地奥には「月島開運観世音」「月島温泉」という隠れ所があります。昭和26年、地元の有志によって長野県の善光寺の別院として建てられた小さなお堂で、観世音菩薩と一光三尊阿弥陀如来が祀られており、開運や祈願成就、病気平癒などにご利益があるとされています。
この日、S支部長さん、E主任さん、W主任さん、T主任さん、K文書布教担当さんの5人で「もんじゃストリート」で、『ごきげんよう』布教を行いました。
雨にもかかわらず、祝日とあって多くの人が月島を訪れています。
目的は、やはり「もんじゃ焼き」でしょうか。
布教に歩く皆さんは月島が地元。聞くところによると、もんじゃ焼きはふだんも家でおやつのように食されて、その家々の味のこだわりがあるそうです。
お昼の時間は過ぎていますが、お目当ての店に並ぶ人たち、ガイドマップを見ながら店選びをしている人たちで賑わっています。
商店街には、たくさんのもんじゃ焼き屋さんとともに、古くから営んでいる個人商店や、路地の中にたたずむ理髪店などが軒を連ね、下町ならではの情緒を感じます。
今回はどんな『ごきげんよう』布教になったでしょうか。
月島から千葉市稲毛区に引っ越して20年。今年の9月から主任のお役で地元に戻って来られたEW主任さん。歩いている商店街の一角は再開発中の工事が進んでいます。
「以前はあったお店がなくなっていたりで寂しい思いもありますが、久しぶりのもんじゃストリート沿いでの布教、新鮮さも感じました」
「『立正佼成会です。良い記事が載っていますから読んでください』と、手渡す相手の方にまず身分を名乗ると、相手の方も安心して受け取っていただきました」と、S支部長さん。
文書布教担当のKさんは、「もんじゃストリートの反対側に暮らしています。知っている人が通りを歩いていたので、渡しやすかったです。その中でたまたま冊子を渡した方が、浦和教会の人たちでビックリしました」
浦和教会の方々も、もんじゃ焼きを食べにこられたのでしょうかね。
W主任さんもやはり生まれも育ちも地元です。
「地元なので恥ずかしい気持ちもありましたが、久しぶりに皆さんと一緒に布教できて楽しかったです」
T主任さんは「本降りの雨で渡すのは難しいかなと思いましたが、立ち止まっている人たちにお渡ししました。ふだんもんじゃストリートには来ないので、久しぶりに来ると光景が変わっていました」
皆さん地元に住んでいても、通りとは反対側の住宅街に住まわれているようで、日頃もんじゃストリートを歩くことがなく、新鮮さを感じられたと話してくれました。
初めて訪れた月島。
以前、千代田中央教会の包括の記事でご紹介した日本橋、浜町はビジネス街ですが、ここ月島は東京の下町。町の風情も違い、情緒あふれる布教でした。
皆さん積極的に声かけをして、あっという間に用意した『ごきげんよう』60冊がなくなりました。
寒く、雨の降る中での布教、お疲れさまでした。
このあと、初もんじゃ焼きを皆さんといただきました。美味しかったです。感謝。
『ごきげんよう』本部スタッフ
(2019.12.12記載)