各教会のニュース

令和元年7月7日 盂蘭盆会法要(中野教会発)

ご先祖さま方が一人も欠けることなく、綿々とつないでくれたいのちに、心から“ありがとう”を伝える尊い機縁の「盂蘭盆法要」。

実行委員はじめ、教会全体で『佼成』と盂蘭盆会のチラシを手にして歩き、また当日を迎えるまでの21日間、祈願供養を行いました。

 

当日はあいにくの雨にもかかわらず、1,323名の会員が大聖堂に参集しました。

受付には式次第と『ごきげんよう』NO7をセットにして、参加者への供物と一緒に手渡しました。7号は、「ご先祖さま 供養」をテーマにしてあるため、盂蘭盆法要にはぴったりです。

 

雨の日にも関わらずたくさんの参加者が

盂蘭盆会の式次第と一緒にごきげんようも手渡し

 

新盆を迎える各家の名前がスクリーンに流れ、故人を偲びながら式典を待ちます。

午前9時過ぎ、教会長導師のもと、参集した会員一同で、ご先祖さまへ真心からの読経供養を行いました。

 

受け取った『ごきげんよう』を早速読んでくれています

 

その後、いのちの落語家・作家の樋口 強さんの「いのちの落語~生きてるだけで金メダル」と題した講演が行われました。 

樋口さんは、今から23年前の43歳の時に悪性度の高い肺小細胞ガンを患い、手術と抗がん剤で命を取り留めましたが、今も全身にしびれが残っています。

 

講演では抗がん剤治療に苦しんでいた時、落語のテープを聞き、心から笑えたことで痛みや辛さに耐えることができた体験を交えながら、「どんなに辛く、苦しい時でも、朝から晩まで1日中笑っていたら、きっと病気にはかからない。それほど笑いには、魔法の力がある」と、“笑いの力”を強調して話してくれました。

 

講演の後半では、大聖堂の座床の上に高座を設けて、いのちの大切さと生きる喜びを落語で聴かせてくれました。

4階ホールは、和やかな笑い声に包まれたひと時でした。

心に残った言葉があります。

治療をしている患者さんに向けて、「頑張って」ではなく、「頑張って“いるね”」と声をかける心遣いを教えられました。

頑張っている人に“もっと頑張れ“的なプレッシャーをかけるような言葉より、“頑張っているね! ”の寄り添いの言葉がいかに大切な響きかと。

 

講演後には樋口さんの新刊『がんでも働きたい』(佼成出版社刊)の即売と、限定サイン会が開かれ、瞬く間にサインを求める人の列ができました。

 

即売会も大好評の様子

 

梅雨空の盂蘭盆法要でしたが、参加者の心はご先祖さまへの感謝の思いと、樋口さんの講演で心は晴れ晴れとした時間を持つことができました。

 

(2019.8.8記載)