曇りのち、快晴

2020年8月22日

コロナが拡大する前のお話

これはコロナがこんなに拡大する前のお話。

(つまり結構前の話。心の整理のために書いておいたものを記事にしました。)

ざっくり言うと、私の優しさが欠けているお話。

思いやりが大事なこのご時世に、思いやりのない私のお話。

イラっとしたら、読むのをやめてください。すみません。

(そしてちょっと長いです。)

 

 

仕事の帰り道、歩道を歩いていたら後ろから声が聞こえた。

 

「自転車通りまーす!自転車通りまーーす!」

 

後ろからなんか聞こえるな…と思っているうちに、声は私にどんどん近づき、そのせいもあってか、どんどん大きくなる。

 

えっ、私に言ってる?

 

そう思ったのは、私は、歩道を半分空けて歩いていたから。なんなら、結構端っこを歩いていたつもり。

 

私、そんなに邪魔?どんだけでかいチャリ来るねん。

 

心の中でつっこみながらも、だんだん腹が立ち、私は、その言葉を無視してそのまま歩き続けた。

 

やがて声の主は、すれ違いざまに私の顔を見て一言。

「自転車通るって言ってるのに。」

 

ん?通れたやん。

 

自転車に乗っているのは女性、後ろには子どもを乗せていた。

そんなこと関係なく、短気な私はすぐにプチン。

「いや、歩道は歩行者優先でしょ?」

 

言ってしまった。

 

それに返ってきた言葉は

「携帯で電話してるほうが悪い!」

 

そう、キレたものの、私も電話をしながら歩いていた。私も悪かった。けど、自転車が通る方の耳は開けて、反対側の耳で電話をしていた。

イヤホンで音楽を聴きながら歩くときは、片方の耳が開いていればいいと聞いたことがある。

 

だから私は引かなかった。

 

「電話してるからなんやねん。歩行者のための歩道ってことに変わりはないやん。」

 

その後、返事はなかったが、その親子(ばあちゃんと孫かも)は、あるお店の前で自転車を降りた。

そのお店は、歩道に面していて、必ず歩道を経由しないと入れないお店だった。

 

バトルが終わって、落ち着いて考えた。

子どもを乗せていたこと、お店の場所を考えるとやむを得なかったのかもしれない。子どもを乗せたままの車道はきっと怖いだろう。そんな思いが浮かんだ。

 

でも、これは2番目の感情。

 

バトルが終わってすぐの感情は、

「くっそー。もっと効き目のある言い返しをすればよかったー!」だった。

 

どうしたら気持ち良く言い負かせられたのか、そんなことしか考えていなかった。

そして、2番目の、ちょっと優しそうに見える感情も きれいなものではない。『子どもを乗せているなら なおさら危ない乗り方するなよ』 という気持ちさえあった。

 

そのあと、ずーーっともやもやしていた。

もしまた同じようなことがあったら、同じことを思ってしまう気がするし、言い返す気もする。この記事のタイトルも、本当は、『見知らぬばばあと喧嘩した』 と したかったぐらいだ。

 

でもあとから考えれば考えるほど、相手に嫌な思いをさせただろうし、子どもをびっくりさせてしまったかもしれない、歩行者やからって横柄な態度をとるんじゃなかった、と思う。

 

コロナの影響で、周りへの配慮、優しさ、思いやりが大事だと再確認させられている今、このときの私は平和ボケしていたな、と反省しました。

 

「明るく、優しく、温かく」なのに。こないだ、優しい心で行動すると決めたところなのに。こういうときには本性が出てしまう。

 

頭で優しさをつくるのではなく、心から優しくなりたい。