2019年8月29日
好青年
雨がちらつく中、バス停でバスを待っていると、結構強く雨が降り始めた。
天気予報でも、雨の降る予報だったので、ほとんどの人が傘をさしてバスが来るのを待っていた。
ところが、私のうしろに並んでいた若い男性が傘をささずにいた。
私の傘は小さい折りたたみの傘だったが、相合い傘をすればよいかな~
振り向くと、男性の腕にはタトゥーが。
その瞬間、私の頭のなかでは天使と悪魔がささやきあう。
あんなに濡れているのに、ほっておくの?
声をかけても無視されそう
やっぱり、こわーい?
えーい、声を掛けない方が絶対後悔する!
『一緒に傘に入りませんか』
『いえ、大丈夫です』とっても真摯ににっこり笑って答えてくださった。
素敵な青年。
声かけてよかった~
ずぶぬれになりながら、バスに乗り込むと他の乗客に迷惑にならないように立っていた。
私が下りるバス停の3つ前くらいで降りて行った。
早くお家に帰って、風邪ひかないでね・・・
と見送った
目に見える情報で瞬間的に判断する私。
でも縁を結んでみて、違う感覚を味わう。
好青年に学んだ日でした。
17+