生きるヒント

不幸はこころが作っている

現象そのものはプラスでもマイナスでもない、中立なものである、ニュートラルなものであるということでありますが、ただそこに私たちが、自分が、やれ苦しいとか、悩みがあるとかと、自分でそういう風に受けとってしまうというだけのことで、本当は、ありのままに観ると、仏教ではよく「正見」、正しく観るというような言葉もありますが、そうした正見で観ると、プラスとかマイナスとかということは、本来はないんだということであります。
これは不幸、これは幸福、これは悪いこと、これは良いこと、そういう風に私たちは、どうしても対立的な発想でものをみてしまうわけでありますけれども、そうした対立ということではなくて、よく私たちがものごとを考えていくと、それは私たちが勝手にそういう風に対立的にみているだけであるということでありまして、そういうことに気がついたならば、私たちはかなり楽な人生を送ることができるわけであります。(2019.4.15)