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2016年3月17日

「あの日を忘れない」 東日本大震災から5年 各地で慰霊の誠捧げ、復興を祈願


【奥羽支教区】

3月11日、東日本大震災の発生から5年を迎えました。地震と津波の被害を受けた太平洋沿岸地域を包括する東北地方の各教会では同日を中心に、慰霊・復興祈願供養を厳修。11日には大聖堂で「東日本大震災犠牲者慰霊・復興祈願供養」が行われました。各地の様子を紹介します。

岩手
奥羽支教区と足立教会の青年部員合わせて57人は6日、大槌(おおつち)町を訪れ、津波に襲われた旧同町役場庁舎前で慰霊供養を厳修。釜石市片岸町の海岸に移動後、各人が浄書した「髭題目(ひげだいもく)」を大槌湾に流し、追悼しました。釜石教会会員(17)も津波で自宅が流された一人。「亡くなられた方の思いに心を寄せ、髭題目を流しました」と話しました。
10日の釜石教会での慰霊法要には、150人が参集。遺族20人による奉献の儀、犠牲者を偲(しの)ぶ「対話の時間」に続く読経供養の中で、犠牲となった会員と縁者844人の戒名が読み上げられました。代表者2人が亡き家族に宛てた手紙を朗読しました。

宮城
津波で甚大な被害を受けた気仙沼市にある石巻教会気仙沼道場では10日、慰霊法要が行われました。読経供養後、安井利光教会長は「平和な生活ができ、健康でいられるのは当たり前ではないと改めて感じさせて頂きます」とあいさつ。全員で焼香し、犠牲者の霊を慰めました。
13日の仙台教会での慰霊・復興祈願供養には、鶴岡、厚木両教会の会員を含む535人が参集。体験説法に立った3人が5年間を振り返りました。この後、青年婦人部員は名取市閖上(ゆりあげ)地区の日和山を訪れ、慰霊供養を厳修。他の青年部員は、石巻市で復興自立推進事業を行う「東日本大震災圏域創生NPOセンター」の活動に協力しました。

福島
東京電力福島第一原子力発電所のある大熊町を包括地域に抱え、8割の会員が避難生活を続ける原町教会では11日、避難して暮らす会員を含む30人が参集し、慰霊供養が執り行われました。読経供養の中で犠牲となった会員36人の戒名が読み上げられ、哀悼の誠を捧げました。
磐城教会でも同日、慰霊と復興祈願の法要を厳修。全参集者94人による奉献の儀では、灯明や折り鶴に加え、犠牲となった子供たちなどに思いを寄せて各人が持参した果物や菓子、ジュースがご宝前に捧げられました。
一方、平教会は13日、津波の被害を受けた楢葉町の天神岬、いわき市久之浜町、同市平薄磯の3カ所で慰霊・復興祈願供養を実施。平薄磯での供養は真言宗智山派宝珠山修徳院龍宅寺で行われ、代表焼香の後、代表者(32)が決意発表に立ちました。

大聖堂


【大聖堂】

大聖堂での「東日本大震災犠牲者慰霊・復興祈願供養」には、庭野日鑛会長が出席。教団役職者、教庁スタッフ、事業体役職者ら300人が参加しました。
当日は、川端健之理事長を導師に読経供養が行われ、同震災をはじめ全ての災害犠牲者に慰霊の誠を捧げるとともに、被災地の早期復興を祈念しました。『東日本大震災から5年を振り返る』と題した映像の上映後、「こころ ひとつに」プロジェクト推進本部長の沼田雄司参務が登壇。「震災を忘れない。尊いいのちの存在を忘れない。この気持ちで、今後も私たちの活動を続けていきたい」と述べました。

 


【釜石】

【石巻】

【仙台】

【原町】

【磐城】

【平】