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2016年6月18日

青年教員セミナー


「青年教員セミナー」(習学部教育グループ主管)が6月18、19の両日、第二団参会館で行われ、教員志望の大学生や保育士、教師など教育関係者22人が参加しました。

18日、大谷津晴央専任講師が研修を行い、子供の社会的自立について、日常生活を営むために必要な知識や能力を身に付けることだけが、自立ではないと指摘。仏教的観点での自立について言及し、他者に思いを寄せ、悩みや心の痛みを分かち合えるようになることが、人としての本当の自立と強調しました。
このほか19日には、現役教師が「インクルーシブ教育」について紹介しました。同教育は、障害のある子供を含む全ての子供に対して、各自の能力に応じた教育支援を通常学級の中で実施する教育システムと説明。「インクルーシブ」には「包み込む」という意味があり、子供たちを「差別」「区別」「排除」することなく、違いを個性と受けとめ、相手を認めていく尊さを説きました。
参加した小学校教諭は、「『日本の教育現場では、一律的教育指導をするばかりで子供の多様性を認めず、子供たちの個性が生かされていない』との講師の言葉にハッとさせられました。子供たちの幸せを願って教師を志したはずなのに、いつのまにか周囲の教師や保護者からの評価ばかりを気にしていました。明日から気持ちを切り替えて、子供たちと向き合いたい」と感想を述べました。