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2016年10月28日

「同宗連」 石川夫妻の幸せを願う宗教者の集い


『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議(「同宗連」)の「石川夫妻の幸せを願う宗教者の集い」が10月28日、東京・港区の真言宗智山派別院真福寺で行われ、加盟教団の110人が参加した。本会から「同宗連」副議長の根本昌廣宗教協力特任主席が参加した。

同集いは、1963年に埼玉県で女子高校生が殺害された「狭山事件」で犯人とされた石川一雄さんの支援が目的。この事件では、警察の偏見に基づく被差別部落での見込み捜査により、石川さんが別件で逮捕、自白を強要されたことが明らかになった。無期懲役が確定後、94年に仮出所し、現在は「無実」を訴え、再審請求を申し立てている。
当日は、石川さんが妻の早智子さんと共に登壇し、石川さん宅で発見された被害者の物とされる万年筆について、被害者が使用していたインクの成分が検出されなかったことを証明する鑑定書を、今年8月に東京高裁に提出したと説明。第三者によって被害者とは無関係の万年筆が石川さん宅に置かれるという、証拠ねつ造が行われたと訴えた。
続いて部落差別に基づく不当逮捕、冤罪(えんざい)を認めないとする「集会宣言」を採択。閉会のあいさつに立った根本主席は、他者の痛みを自らの痛みとして受けとめ、差別の解消に向けた取り組みを継続していく決意を述べた。