
新着情報


My Youth Day 009
Ikuko Kuribayashi
毎日忙しく何かに追われる生活だったのが、コロナによって変わった。
すべてが停止して、なぜかホッとした。自分に出来ることで恩返しができれば
と思ってやってきた。でも、あれもこれも請け負って自分のキャパを超えていた。
自分が何を大切にし何を目指したいのか考える心の余裕をもてたコロナ1年目。
2年目から自分が地域に貢献できることを探して少しずつ取り組みを始めた。
戦争の報道を見て、こっちが正しい、あっちが悪い、という声が聞こえてくる。
どちらがどうとかじゃない。今こそ対話を。いのちの尊さをかみしめ、
平和への祈りを込め鶴を折った。多くの親子が賛同し、祈り鶴は学校の友達にも広がった。
栗林育子(品川教会)



My Youth Day 010
Hanayo Koyama
ウイグルでイスラム教のひとたちが酷く虐げられている。
そのことをSNSで話すとアカウントが削除される現実を知った。
個人レベルで発信するものが検閲されるとか消されるとかありえない。
発信できなければ、誰も彼らのことに気付けないし助けられない。
そこからウイグルの問題に関心をもって、自分で調べるようになった。
「運命は志ある者を導き、志なき者を引きずっていく」
どんな未来にしたいのか自分で一本決めておくことが大事だ、と思う。
苦しんで声も出せずに亡くなっていく人が世界からいなくなることを願う。
古山華代(府中教会)



My Youth Day 011
Eri Ishizeki
お役をいただいたとき、さらに自分を好きになれる機会をいただいたと思った。
知らない自分に出会えるチャンスが増えるからだ。
あっ、こういう自分がいたのか!という瞬間に出会う楽しみがすごくある。
自分というのは、その瞬間瞬間でぜんぶちがう。すごい数の自分を知る機会に
めぐまれていると思うと、今を大事に感謝の気持ちを忘れずにいたい。
新たな出会いがあれば、引き出されてこなかったもっと深い自分を見るだろう。
そのときそれを楽しめる自分でありたい。ありのままの自分を大切にしたい。
切り替える速度を上げる。悩んでいる暇はない。よし、来たな!楽しもう!
石関衣理(文京教会)



My Youth Day 012
Takao Iguchi
よく妻と散歩する。火の見櫓を見に行くのが二人のお気に入りだ。
江戸の昔の風景に今はスカイツリーが欠かせない、と思う。
若いせいか、そんな江戸川ぶら歩きの延長で、半日歩きつづけることもある。
このあいだ二人がぶらぶら辿り着いた先は、家から8km向こうのTDLだった。
和して同ぜず。社会に出る際に祖父からもらった言葉の贈り物だ。
“コミュニケーションおばけ” の異名をとるほど他人と関わるのが好きな私。
社交的なのに周りに振り回されない芯の強さをもった妻。
夫婦の歩みが一つになるとき、和して同ぜずの生き方ができるのかもしれない。
井口隆央(江戸川教会)



私という存在は、
ほんの一粒のしずくにすぎないかもしれない。
でも、その一滴がなかったら、
世界を変える流れはうまれない。
大河の一滴になろう。
青年の日。
「開祖のことば」
open水というものは、初めは一滴一滴の雨水ですが、
それが一度は土に浸み込んでから
泉となって湧き出し、
それが集まって谷川となり、
激しく流れ落ちれば水力電気をおこし、
平野にくだればいろいろな作物を育てる。
そして、たくさんの川が一緒になって
大河となる。
ここが水のすばらしいところで、
清濁を決して差別することなく、
みんな一緒になる。
同化する。そして、ついには大海に流れ込み、
そこでまた多くの生命を育てますね。
信仰者の生き方も、
行きつくところはこうでなくてはならないんです。
「躍進」1990 年 1 月号 年頭指導より抜粋
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