historyヒストリー

  • 01

    県別に「青年の日」はじまる(第1回)

    「青年の日」は、毎年5月の第3日曜日を中心に身近な地域社会や世界の平和のために具体的な行動を行う日です。第1回目は、明るい社会をめざし、県別に活動を行いました。交通事故ゼロを願った交通安全キャンペーンや、献血、花いっぱい運動、清掃奉仕などに取り組みました。

  • 02

    My Story. Your Story.

    『味わった“充実感”』

    快晴に恵まれた、初夏の日曜日。K駅は、ハイキングや行楽に出掛ける若者でごった返していた。駅前のロータリーで、竹ボウキを動かしながら、私には、それら同世代の若者の目が気になってしかたがなかった。
    およそ奉仕と名のつくことをしたのは、生まれて初めてのこと。恥ずかしさが先に立ち、周囲の思惑が気がかりなこの日の清掃奉仕だったが、いつしか、無心にゴミを拾い、ホウキを動かす私自身になっていた。
    作業が終わり、仲間のみんなと、アイスクリームをほおばりながら、私は言葉に言い表せない充実感を味わった。
    青年部に入部して一年。職場の人間関係にみられない、ぬくもりを仲間の中に感じた。
    この日、体験した「奉仕の心」と、触れ合いを大切にするサンガの心を持して、今後も自分自身を高めていきたい。
    清掃奉仕を行ったIさん(26)
     
  • 03

    世界平和への第一歩(第10回)

    国際児童年を機に、全国統一の行動としてユニセフ募金の取り組みを開始し、開発途上国の子どもたちに対する支援を始めました。

  • 04

    「一食ユニセフ募金」がスタート(第11回)

    開祖さまが朝日新聞にて「一食を捧げる運動」の国民運動化を呼びかけられたのを受け、広く市民の方にご参加いただくため「一食ユニセフ募金」が始まりました。

  • 05

    My Story. Your Story.

    『金額よりも大切なのは精神』

    約三千円――T教会M支部が十六日に二カ所で行った街頭募金総額である。都会とは比較にならないほどの少額であろう。なにしろ、三十分に一人の割合でしか人通りがない。たまに車が走りぬけていく。
    二キロも延びた海岸線に沿って四百戸ほどの家屋が寄り添う漁師町である。日曜ともなれば、どこの家々でも門を閉めてひっそり。「ユニセフ募金お願いしまーす」の声も、海風に飛ばされていく。「チビたち(少年部員)がかわいそうで。張り合いがないでしょう」。でもやらなければならない。ここにも人が住んでいる以上。五月に入って、市がたつ日、祭りの日などにも募金を行った。全部合わせた総額が十五万三千六百八十七円――青年部員たちの汗と情熱のさわやかな結晶である。
  • 06

    アフリカへ毛布を(第15回)

    アフリカの広い範囲で大干ばつが発生し、甚大な被害がでました。エチオピアだけでも100万人以上の人々がいのちを落としたと言われています。この危機的状況に当時のユニセフ事務局長が全世界に対して毛布の緊急支援を呼びかけたのを受け、アフリカへ毛布を届ける活動を始めました。現在の「アフリカへ毛布をおくる運動」につながっています。※「アフリカへ毛布をおくる運動」の詳細については、こちらからご参照ください

  • 07

    「国連平和賞」受賞(第19回)

    「一食ユニセフ募金」や「アフリカへ毛布をおくる運動」等の活動に取り組んできた平和への貢献が評価され、立正佼成会青年部に対し「国連平和賞」が贈られました。デクエヤル国連事務総長(当時)から「立正佼成会青年部は、国連の様々な活動を一貫して支持してこられたのであります。(中略)皆さまのご尽力によって明日の世界がそこに住む人々にとって、よりよくなり平和な場になっていくのであります。」とメッセージをいただきました。

  • 08

    「社会変革の風をおこそう」 はじまる(第30回)

    この年からメーンテーマ「社会変革の風をおこそう」がスタートしました。主体的・創造的に社会問題に対して取り組むことを大切にし、自分たちに何ができるのか考え、活動を始めました。

    My Story. Your Story.

    『ゆめポッケ』

    会場に設置された「ゆめポッケ」を回収する受付にポッケを持っていきました。
    前の夜、お母さんと一緒に大切にしていたアクセサリーや鉛筆、小さいノートを入れました。数日前、私は、「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」のことをクラスのみんなに話ました。そして、ポッケの中に入れる品物を今月中に私に持ってきてくれるように頼みました。困っている子を一人でも多くの幸せにしてあげたいです。「少しの気持ちしかあげられないけど、私たちはあなたのことが大好きです」というメッセージを書きました。
    「ゆめポッケ」に取り組んだUさん(10)

    『明るい社会づくり運動』

    自分を含め、多くの若者は、社会情勢や国内の政治に無関心のような気がします。
    今後は、私たちを取り巻くさまざまな問題に目を向け、実践につなげていきたいと思います。他の宗教団体との交流や社会問題に関する勉強会などを積極的に行い、多くの人と共に<自分たちには何ができるか>を考え、意見交換したい。また「明るい社会づくり運動」を通じ、地域が抱える多くの問題にも取り組んでいきたいと考えています。
    「明るい社会づくり運動」に参加したAさん(27)

    『アフリカへ毛布をおくる運動』

    最近、<何やっても中途半端だな>と感じていました。学校生活も教会活動も。
    学校生活も教会活動も。そんな時、「アフリカへ毛布をおくる運動」のことを学び、何かしたくて、大学の全クラスにポスターを張らせてもらいました。でも、協力者はゼロ。PR不足を反省し、積極的に声を掛けました。こんなこと、初めてです。<毛布をおくりたい>という思いが私を変えたのだと思います。
    「アフリカへ毛布をおくる運動」に取り組んだIさん(19)
  • 09

    「大志」、かかげる(第38回)

    メーンテーマに「大志」が追加され、一人ひとりが「日本をこんな国にしたい」「私たちの町をこうしていこう」という夢やビジョンを描き「社会変革の風をおこす」取り組みを始めました。

  • 10

    ARMS DOWN!キャンペーンへの参画(第41回)

    世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)グローバルユースネットワークが主催する「ARMS DOWN!共にすべてのいのちを守るためのキャンペーン」に参画しました。署名活動を展開し、核廃絶と軍縮、ミレニアム開発目標の達成にむけて呼びかけを行いました。

    My Story. Your Story.

    『ARMS DOWN!』

    「開祖さまは、世界平和という大業を成し遂げるには一人ひとりの意識が大切と教えてくださっています。
    『ARMS DOWN!』は果てのない活動かもしれませんが、尊い署名を一つひとつ積み重ねていけばきっと叶うと信じ、継続していきたいです」
    「ARMS DOWN!」に参加したYさん(38)
  • 11

    青年の日(第49回)

    『青年の日2018』のレポートはこちら

  • 12

    青年の日(第50回)

    『青年の日2019』のレポートはこちら

  • 13

    「大河の一滴になろう。」はじまる(第51回)

    「大河の一滴になろう。」はじまる(第51回)

    ・これまで20年間続いた「大志・社会変革の風をおこそう」から、メーンテーマを「大河の一滴になろう。」に一新。2030年までSDGsの視点を取り入れ、「だれ一人取り残さない」一乗の世界の実現に近づくという意識をもって実施しました。 新型コロナウイルス感染症により、全世界がこれまでの行動を見直す機会となりましたが、青年の日も集団での活動を中心としていたところから、個人でできる実践を重視し取り組みました。

    『青年の日2020』のレポートはこちら

  • 14

    青年の日(第52回)

    『青年の日2021』のレポートはこちら

  • 14

    青年の日(第53回)

    『青年の日2022』のレポートはこちら

2023年 現在(第54回)
・2030年のSDGsのゴールに向けて、一人ひとりが自分の身の置くところで様々な苦(あるいは課題)に対して問いを立て、創造的な取り組みを考え、行動します。なお、本年もSDGs関連情報を本部から発信します。