今日のことば

4/8 水曜日

自分しか果たせない役

四月八日の花祭りは、お釈迦さまがお生まれになった日のお祝いです。お釈迦さまはお生まれになると、右手で天を、左手で地を指さし、「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」と宣言されたと伝えられています。「この世界で私こそもっとも尊い存在である」というのは、この世に生まれたのは自分でなければ果たせない尊い使命があるからだ、という意味に解せましょう。

それは、私たち一人ひとりも同じなのです。四月は若いみなさんにとって人生の出発のとき、新しい出会いのときです。自分の尊厳さを、しっかり胸に刻みつけてほしいのです。

若いときは、まわりの人に好かれたいと願いながら、つい人に嫌われることばかりやってしまうものなのですね。職場で嫌われるタイプは、人の顔色ばかり見て、見えすいたお世辞を言う人、かたくなで、注意されるとすぐに怒る人だといいます。

つまり自分に自信がなくて、身を守ることに汲々(きゅうきゅう)としているのです。自分の役割を果たすために全力を尽くせば、必ず神仏がお守りくださるという「信」を持つことが、青年時代こそ大切です。これにまさる自信はないことを、私は自信を持ってみなさんにお約束します。

庭野日敬著『開祖随感』第8巻 230~231頁より
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