今日のことば
3/11 水曜日
相手を思う一心
喜びの奉仕こそ、在家の信仰者のいちばんの宝物でしょう。同じ奉仕でも、命じられて仕方なしにやるというのでは、本当の功徳は頂戴できません。心からの喜びがないからです。
ですから、大勢の信者さんをお預かりしているリーダーの方は、在家の信者のみなさんに、どうしたら心からの喜びを持ってご奉仕していただけるかと、それこそ万億(まんのく)の方便をもって心をくだいていただきたいのです。
あたりさわりのない、ちょうどいいようなことを言っているだけでは目を覚ましてくれない人には、ときには厳しく言ってあげる慈悲も必要です。しかし、相手のためを思う一心で言わせてもらっているのだという心が伝わらないと、逆効果になってしまいます。
信仰のリーダーは、上から命令して指図したり管理する人であってはならないのです。完全主義で、ここもあそこも足りないと人の欠点を責めるのではなく、たとい一日であってもご奉仕をしてくださる信者さんがおられたら、心からありがたいと合掌する。それが菩提心(ぼだいしん)を発(おこ)さしめるきっかけになるのです。ほとばしる喜びの心の結集は大変な力を発揮します。
庭野日敬著『開祖随感』第8巻 38~39頁より