今日のことば

4/24 金曜日

病気の原因

宇宙飛行士が宇宙船の無重力状態の中で過ごすと、二、三週間で足の筋肉が極端に細り始め、二百日で、ふくらはぎの肉が三〇パーセントも減ってしまうそうです。体を支え、歩くという足の仕事がなくなると筋肉が萎縮し、骨のカルシウムが体内に溶けだしてしまうのだそうです。

私たちは、毎日の生活になんの苦労も重荷もなくなったら、さぞかし楽だろうと考えがちです。苦しいことと楽なことの二つを並べられたら、だれもが楽なほうを選んでしまいますが、いつも楽することばかり考えていると、体力も精神力も育っていかないのです。さまざまな問題と取り組んで、それをはね返すその意欲が、心身両面の健康のもとです。

病気のほとんどは、体のバランスのくずれから起こるといいます。人間の体は約六十兆もの細胞の働きによって保たれていますが、その二倍もの細菌が体の中に共存していて、体力、気力が落ちると、よくない菌が増えてバランスのくずれが起こり、病気になってしまいます。「病は気から」といいますが、「健康も気の持ちよう」で、感謝と奉仕の信仰生活で病気が治っていく原理を現代医学が解き明かしているように思えます。

庭野日敬著『開祖随感』第8巻 182~183頁より
TOPへ戻る