今日のことば
6/13 土曜日
共に汗を流す共感
一国の将来は青年を見れば分かる、と言います。
戦後の日本の教育は、平和主義と民主主義を二本柱にしてきたといっていいと思うのですが、いちばん大事な、どうしたらそれが実現できるのかについて教えずにきてしまったように思うのです。
立正佼成会では、青年たちが毎年五月の第三日曜を「青年の日」と定めて、全国でユニセフ募金や、「アフリカへ毛布をおくる運動」に取り組んできました。それは、単なる海外援助でも協力でもなく、アジアをはじめとして、世界の国々の人びとと共に生きていくのに欠かすことができない心の交流のための運動、といってもいいのではないかと思うのです。
聞くところによると、青年海外協力隊で活躍している青年のほとんどが、小・中学時代に、発展途上国の子どもたちのために使用済み切手を集めるなどの運動に参加した若者たちだということです。
共に汗を流してこそ、共感が得られます。どんな小さなことであっても、互いに一つに溶け合う行動を起こし、呼びかけていくことが大切です。
庭野日敬著『開祖随感』第11巻 44~45頁より