今日のことば
4/15 水曜日
素直さが財産
素直さは、その人の人生でいちばんの財産なのではないでしょうか。この素直さは、若いときに身につけてしまうことが大事です。
子どもがだんだん成長して中学生、高校生になると、親や先生の言葉を素直に聞かなくなって、「分かってるよ」だとか、「いちいちうるさいんだよ」などと言いたがるようになります。自我の芽ばえで一時期そんな態度をとることがあるのですが、それがそのまま習慣になってしまうと、なんでも頭からはねつける心の姿勢ができてしまいかねません。
ですから、小さいうちに、どんな言葉もまず「はい」と言って聞く習慣を身につけてしまうのです。すると、教えられたことがスッと心に入ってきて、それが身についていきます。つらいことや嫌なことにぶつかっても、それをよいほうに取って自分の成長の糧(かて)にできるようになっていくのです。
この四月は、学校でも会社でも新しい出会いを迎えるときです。そこで、よい友だち、よい先輩、よい師に恵まれるかどうかも、まず自分が素直になれるかどうかで決まってしまうように思うのです。
庭野日敬著『開祖随感』第11巻 34~35頁より