今日のことば

12/18 木曜日

ご法の光

「ご法の光をあらわす」という言葉を、私たちはしばしば口にします。

入会して教えを聞き、実行したらこういう結果(功徳)をいただけたとか、考え方をこのように切り換えたら、事態が一変してしまったというように、ご法のありがたさ、尊さを人さまにお話しすることも、ご法の光をあらわし、輝かせることです。

また、私たちがご法を実践する姿を見て、まわりの人が自分もやってみようか、という気持ちになってくださったとしたら、その人は、わが身をもってご法の光をあらわしていることになります。

ご承知のように、経典には教えを賛嘆したり、説いたりすることがなによりも大きな功徳を積むことになる、と説かれています。

反対に、教えを軽んじたり誹謗(ひぼう)したりして、人の心をふらつかせたり迷わせたりしたら、「ご法の光を消し去る」ことになってしまいます。これほど大きな罪はありません。それは「仏種を断ずる罪」であるとして厳しく戒められています。

庭野日敬著『開祖随感』第6巻 272~273頁より
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