今日のことば
1/3 土曜日
恵比寿(えびす)さまの顔で
お正月を迎えると、会う人会う人「おめでとうございます」と、新年の喜びの挨拶を交わし合います。この日ばかりは、ふだんろくすっぽ口もきかないような人でも、心からうれしそうに、笑顔で「おめでとう」と挨拶し合うのですが、この気持ちを一年中持ち続けたら、どなたもみんな幸せになれるのですね。
縁という言葉は、梵語(ぼんご)で「きっかけ」の意味だといいます。縁起とは、ものごとはさまざまな条件をきっかけ(縁)として起こるということです。分かりやすく言えば、縁とは出会いのことともいえましょう。
ですから、会う人会う人に喜んでもらえる出会い方を心がければ、自分も喜びに取り巻かれるようになります。反対に、会う人会う人に嫌がられ、嫌われるような出会い方をしていると、いつのまにか苦しみに四方八方囲まれて、身動きできなくなってしまうのです。
私はいつも、「ご法をやっている人は、恵比寿さまが砂糖をなめたような顔をしていなくてはなりません」と話させてもらうのですが、今年一年、いつもお正月を迎えたような喜びの顔で過ごしたいものです。
庭野日敬著『開祖随感』第8巻 208~209頁より