今日のことば

1/23 金曜日

観音さまがお手本

トップリーダーにとっていちばん大事なのは、決断をすることと、その仕事をだれにやらせるか、その判断を誤らぬことです。そこが間違いなくできたら、事業は半ば成功したといってもいいでしょう。

とくに、人の能力の評価というものは、見方によってまったく正反対の場合があります。見る人の立場や利害によって評価がまるで変わるからで、そのひとつの見方だけを鵜呑(うの)みにすると、大やけどを負いかねません。

自分の先入観や好みを離れた無私の見方は、だれにとっても至難なことなのですが、そのお手本を観世音菩薩が示してくださっています。

世間の人びとの声を「観ずる」観音さまの力、真実を見極める観音さまの眼(まなこ)は、ひたすらみんなに幸せになってもらいたい、社会のために奉仕させてもらいたいという願いに徹するところから生まれてくるのです。

いつもそれだけを真剣に考えていると、私たちも、人より一段高い見方ができるようになって、一人ひとりの人を生かし、組織を生かせるようになっていくのです。

庭野日敬著『開祖随感』第7巻 98~99頁より
TOPへ戻る