今日のことば

2/28 土曜日

ピンチがチャンス

人生でも事業でも、背負いきれないような重荷がのしかかってくることがあります。その絶体絶命のピンチにこそ、次の飛躍のヒントが隠されているのです。それを見つけられるか、ピンチに押しつぶされてしまうか。

ヨネックスのラケットといえば、世界一流のブランドですが、新潟県の小さな木製品加工業から今日(こんにち)のヨネックスを築いた米山稔(みのる)さんの自伝を読ませてもらうと、そこのところが見事に実証されています。

親会社が倒産して連鎖倒産が危ぶまれるというピンチに、米山さんは、すぐさま東京に販売拠点を確保し、販売ルートをつくります。本社工場が全焼した存亡の危機にも社員総動員で最新鋭設備の工場を、わずか三日間で再建してしまうのです。

「繁栄は滅亡の前触れ、ピンチは繁栄のチャンス」というのが米山さんの信念だそうですが、そこでいちばん大事なのは、考えぬき苦しみぬきながらも、最終的に楽観主義者になれることでしょう。

その楽観主義は、全力を尽くせば必ず大いなる力の加護がある、と信じきるところから生まれてくるのだと思うのです。

庭野日敬著『開祖随感』第7巻 272~273頁より
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