本会の考え

被災された皆さまへ

観測史上最大級といわれる台風十九号の暴風、豪雨により、全国の広範な地域で甚大かつ深刻な災害が起こりました。河川の氾濫、土砂崩れなどによって、お亡くなりになられた方、安否不明の方も数多くおられます。刻々と伝えられる被害の状況に、大変心を痛めております。

犠牲となられたすべての方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆さまに衷心よりお悔やみを申し上げます。
また安否の分からない方々がご無事であること、孤立状態の方々が救出されることを切に願い、祈願の誠を捧げてまいります。

さらには負傷された方々、家屋の倒壊や浸水等の被害に遭われた方々、避難生活を余儀なくされている方々、停電によって不便な生活を強いられている方々に、心からお見舞いを申し上げます。

台風十九号に対しては、五十年に一度の雨量が懸念される際に出される「大雨特別警報」が発令されました。河川の氾濫により、家屋の一階部分がすべて水没したお宅も多数あります。停電や断水、道路や線路の寸断などの被害の中で、皆さんは、どれほど不安な思いをされていることでしょう。

会員さんの中にも床上・床下浸水の被害に遭った方が数多くおられます。農地が冠水し、生活の糧を奪われた方もいらっしゃると思います。それぞれの教会では、信者さんの安否確認を行っていますが、現段階では、冠水していて入れない地域もあると聞いています。一方、教団本部と連携を取りながら、近隣の教会に飲料水などの緊急支援を始められた教会もあります。

私たちは本来、皆が一つのいのちに生かされている兄弟姉妹です。どうか信仰を支えにし、サンガ同士で励まし合い、近隣の方々と協力して、今を一歩一歩あゆんでいって頂きたいと念願しています。

本会としましても、災害の状況を把握し、できる限りのご支援をさせて頂きたいと考えております。本会会員は、被災された方々と常に心を一つにして、苦しみを分かち合い、復旧を目指してまいります。
 

令和元年十月十三日
立正佼成会会長 庭野日鑛

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