本会の考え

中東における軍事衝突の激化に対するメッセージ

2月28日から続くアメリカとイスラエル、イランによる武力行使によって、中東地域の緊張が急激に高まっている現状に対し、私たちは強い危惧と深い憂慮を表明します。現在の情勢は、各国の武力による抑止力強化への動機となり、世界全体が核兵器を含む軍拡へと進んでしまうことを強く懸念させるものです。宗教者として、いのちの尊厳が脅かされるこの事態を看過することはできません。

とりわけ今回の軍事衝突によって、一般市民や子どもたちが日々の暮らしやその命さえも奪われているとの報道に接し、私たちは深い悲しみを覚えます。被害に遭われたすべての方々に哀悼の意を表するとともに、苦難の中にある人びとが一刻も早く平穏な暮らしに戻れるよう、心から願っています。

本会の開祖・庭野日敬は、1978年の国連軍縮特別総会で、諸宗教対話・協力によって、核兵器廃絶・軍縮に取り組む世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)の活動を報告し、際限のない軍拡競争による恐怖の均衡からの脱却を訴えました。翌1979年に発生したイランにおけるアメリカ大使館人質事件の際も、自らイランへ赴き、米国のイラン介入に関する国際会議に出席し、人質の早期解放を訴える親書を外相に手渡しました。

このように平和への可能性を信じ行動した開祖の意志を継ぐ立正佼成会の私たちは、現在、世界各地で起こっている、力によって現状を変更しようとする動きに反対します。いま必要なのは、力による対立ではなく、対話によって相互理解と信頼を構築することです。武力行使は憎しみと報復の連鎖を生むだけであり、真の解決にはつながりません。私たちはすべてのいのちの尊厳を守る立場から、武力による解決に反対し、対話による平和的解決を強く求めます。即時停戦し、暴力と憎悪の連鎖をただちに断ち切り、秩序と信頼を回復すべく対話による平和的解決をすべての国と指導者に強く求めます。

2026年3月12日
立正佼成会

私たちは、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会の事務総長による声明及び、日本委員会が発表した「中東における即時停戦を求める呼びかけ」に賛同します。暴力の連鎖が一日も早く止み、人びとの心と暮らしに平穏が取り戻されることを切に願います。

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会
中東における紛争に対するReligions for Peace事務総長声明(仮訳) – wcrp

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会
中東における即時停戦を求める呼びかけ – wcrp

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