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2010年08月06日 誇りに思って頂ける楽団に

TKWOコンサートマスター 須川展也

TKWOはプロフェッショナルな吹奏楽団として、50年の歴史を刻んできました。これは世界でもまれなことだと思います。
日本におけるこの50年間の吹奏楽の発展は目覚ましいものがあり、いまや吹奏楽は「日本の文化の一つ」と呼んでもよいでしょう。そこにTKWOが貢献し、大きな役割を果たせたことに誇りを感じております。このような発展はひとえに、立正佼成会の会員の皆さまのサポートのおかげであり、心から感謝申し上げる次第です。
これまでの50年、「楽器を吹いて楽しむ」たくさんの音楽ファンが生まれました。しかし今、「吹奏楽」というジャンルそのものを見直す時期に来ていると思っております。
創立50年を迎えたわれわれは、「吹奏楽に携わる人たち」だけでなく一般の方々にも吹奏楽の芸術性やエンターテインメント性を広めることを考えなければなりません。自身のテクニックや音楽性を更に磨いていく一方で、多くの方に愛される楽団になるよう、精進していきたいと思います。会員の皆さまに「私たち佼成会のオーケストラである」と誇りに思って頂けるよう、頑張ってまいります。

(2010.8.6記載)