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2001年05月17日 BCYCC友好親善使節団が来会

BCYCC(バターン・キリスト教青年会)友好親善使節団の一行15人が、5月17日から24日まで、立正佼成会を訪れ、庭野日鑛会長と面談したほか、神奈川教区の会員宅にホームステイし、草の根の交流を重ねました。

BCYCCと立正佼成会の交流は、1975年にさかのぼります。同年、立正佼成会本会青年部は、フィリピン・バターン州に、第2次世界大戦の犠牲者の冥福と世界平和、日比間の更なる友好を願い、「フレンドシップタワー」を建設しました。これを機会に、現地のBCYCCと交流が始まり、毎年のように双方が使節団を派遣してきました。
今回の来日は、2000年4月に神奈川県9教会が実施したフィリピン「青年平和使節団」に応えたものです。バターン州の大学で土木工学を専攻する団員ら、立正佼成会一食平和基金から奨学金を受けている学生も参加しました。
一行は18日午前、法輪閣で庭野会長と面談したあと、立正佼成会の諸施設を見学。一乗宝塔、大聖堂でそれぞれ平和の祈りを捧げました。午後には、横浜教会に移動し、神奈川教区主催の歓迎レセプションに参加。このあと、各教会に分かれてホームステイプログラムに臨みました。
ある参加者は、昨年、フィリピンを訪れた青年会員宅に宿泊しました。フィリピンでの思い出や互いの平和観について語り合い、互いに楽しいひとときを過ごしました。

また、団員の一人は、5月20日に実施された大船教会の「青年の日」に参加しました。折原通記教会長から、「アフリカへ毛布をおくる運動」の意義や内容について説明を受けたあと、同運動の啓発ビデオも観賞しました。キッチョさんは、「アフリカの人々にとって、毛布が生活に欠かせないものだということがよくわかりました」と語り、自ら毛布の輸送費を寄付しました。

(2001.04.17 記載)