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2001年06月06日 一食平和基金の第二期資金助成先決まる

立正佼成会一食平和基金の平成13年次第2期の資金助成先が、このほど、同運営委員会(委員長=松原通雄渉外部長)から発表されました。支援総額は1990万円。アフリカやアジアなどの地域で実施されている環境、教育、紛争予防など12のプロジェクトに役立てられます。

第2期助成先の12件のうち、新規の支援先は7件。「ルワンダの教育を考える会」の教育プロジェクトは、福島市在住のカベンガ・マリー・ルイズさんが中心となって行っています。内戦により教育の機会を奪われている難民の子どもたちに平和の尊さを教えたいと、この春ルワンダに学校を建設。一食平和基金では学校の運営費として100万円の支援を決定しました。
ミャンマー中央部の乾燥地域(ドライゾーン)で、生活用水の供給プログラムを実施している「ブリッジ・エーシア・ジャパン」は、今年から3つの村で溜池の改修工事を行います。これらの事業に130万円が支援されることになりました。
また、「災害等緊急支援」として、干ばつ被害に見舞われているアフガニスタンの人々への食糧支援も決定しました。国連世界食糧計画(WFP)の調べによると、水不足と農作物の種子の不足により、アフガニスタンの人口の半数にあたる300万人近くが食糧危機にさらされ、支援を必要としているといわれています。同団体の要請に応え、100万円が支援されました。

(2001.06.06記載)