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2001年07月11日 旧ユーゴボランティア隊の概要決まる

「旧ユーゴ地域ボランティア隊」(渉外課主管、隊長=山野井克典財務部長)の一行50人が、8月18日から31日まで、3隊に分かれ、ユーゴスラビア連邦セルビア共和国、ボスニア・ヘルツェゴビナでボランティア活動を行います。

旧ユーゴ地域では、紛争終結後も多くの人々が難民生活を送っています。また、戦争で負った心の傷が癒えずに苦しむ人も少なくありません。隊員たちは、こうした人々を対象に、現地で復興支援活動を展開する特定非営利活動法人・JEN=JHP・学校をつくる会、日本国際救援行動委員会(JIRAC)、立正佼成会の3団体で構成=と連携して、物心両面にわたる支援活動を行います。
メンバーは、各教区代表のほか、GVL(青年グローバル・ボランティア・リーダー)塾のメンバー、佼成病院看護婦、本部職員など50人です。
隊員たちは、セルビアのベオグラードとボスニアのサラエボを中心に、難民収容センターやコモン・ルーム(談話室)の清掃、子どもたちのための遊び場作り、プール修理、老人ホームや孤児院での園芸作業などを行います。また、子どもたちと遊んだり、独居老人宅や「ゆめポッケ」「毛布」を受け取った人々の家庭を訪問するなど、心のケアを目指した活動にも取り組む予定です。

(2001.07.11記載)