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2001年07月15日 大聖堂はじめ全国教会で「盂蘭盆会」式典

平成13年次「盂蘭盆会」式典が15日、大聖堂はじめ全国各教会で行われ、大聖堂での式典には、120教会から約5000人が参加しました。法話の中で庭野会長は、「盂蘭盆」の意義に触れながら、妙法に随順して生きることの大切さを説かれました。

大聖堂での式典では、団参参加教会代表の青年女子部員20人による奉献の儀に続いて、庭野会長導師のもと読経供養が行われるなか、庭野会長はじめ団参代表者256人(教師資格者)により約2万5000体の戒名が奉読されました。
回向文奏上で庭野会長は、会員各家先祖代々の諸精霊、物故会員諸精霊に併せ、国内外の災害犠牲者に追善回向の誠を捧げると同時に、依然、避難生活を強いられる三宅島住民の一日も早い帰島を祈念しました。このあと、会員の代表が体験説法を行いました。
法話に立った庭野会長は、盂蘭盆の語源である「倒懸(逆さに吊るされる苦しみ)」に触れながら、人間が苦しむのは、仏と逆の見方、考え方をしているためであると説明。「妙法を理解し、自分のものにすることで心の転換を図れると同時に、そうした仏知見を開くことがこの世に生まれて一番大事なことなのです」と述べました。

(2001.07.18記載)