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2001年07月18日 JENが、インド・モンゴル緊急支援の報告会

「特定非営利活動法人JEN」(立正佼成会はじめ3団体で構成=旧・日本緊急支援NGOグループ)は18日、東京・新宿区の早稲田奉仕園セミナーハウスで、インド、モンゴル両国での緊急支援プロジェクトの報告会を行いました。加盟団体関係者、市民、学生ら15人が出席しました。

この日、報告を行ったのは、JENスタッフの椎名規之さんと越川芳枝さん。椎名さんは2月からインド西部大地震の被災者救援活動に携わり、仮設住宅用テントを設置してきました。また、越川さんは3月からモンゴルの小学校で大寒波と積雪で機能しなくなった暖房施設の修復事業にあたっていました。
報告の中で椎名さんは、「雨期に入った現地では、雨の侵入を防ぐ土台を築き、その上に被災者との共同作業で家型のテントを建てています」と活動の様子を紹介しました。
一方、越川さんも「暖房設備を修復することにより、冬の間、子どもたちが暖かい校舎で勉強できるだけでなく、地域住民も学校の体育館を利用して文化行事などを行えるようになるでしょう」と述べました。
インドでの救援活動には、本会一食平和基金から100万円、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会から300万円が支援されています。

(2001.07.25記載)