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2001年08月14日 新宗連が千鳥ケ淵で戦争犠牲者慰霊式典

新宗連(新日本宗教団体連合会)及び新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)主催による「第36回戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典」が8月14日午後6時から、東京・千代田区の国立千鳥ケ淵戦没者墓苑で行われ、新宗連加盟教団から約3000人が参加し、立正佼成会からも酒井教雄理事長はじめ多くの会員が列席しました。

式典の席上、主催者を代表してあいさつに立った深田充啓・新宗連理事長(円応教教主)は、今日の自由と平和、繁栄は戦争で犠牲になった多くの御霊の上に築かれたものであるとしながら、「犠牲者の御霊に慰霊のまことを捧げ、平和への誓いを新たにするのが新しい世紀に生きる私たちの大きな務めです」と強調しました。
また、小泉首相の靖国神社参拝を「政教分離の原則」に違反する恐れの極めて高い行為と指摘した上で、「信教の自由と平和を守る新宗連のはたらきこそが戦争犠牲者の御霊を真に安んじ、世界各地で今なお戦争の犠牲となり、悲嘆の中にいる人々への励ましになると確信します」と述べました。
教団別礼拝(16教団)、青年女子63人による献灯のあと、力久道臣・新宗連青年会委員長が「戦争犠牲者に捧げる言葉」を述べ、いのちの尊さを伝えていく重要性を訴えました。なお、同式典には、鳩山由紀夫・民主党代表をはじめ国会議員も多数参列し、献花を行いました。

(2001.08.22記載)