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2001年08月18日 「旧ユーゴボランティア隊」出発

「旧ユーゴ地域ボランティア隊」(渉外課主管、隊長=山野井克典財務部長)の一行47人が、8月18日から31日まで、3隊に分かれ、ユーゴスラビア連邦セルビア共和国、ボスニア・ヘルツェゴビナでボランティア活動を行います。

約10年に及んだユーゴ紛争では、20万人が犠牲となり、200万人ともいわれる難民・避難民が生み出されました。紛争が終結した現在もなお、多くの人々が家や仕事を持てずにおり、戦争の恐怖や家族を失った心の傷に苦しんでいる人も少なくありません。
「旧ユーゴ地域ボランティア隊」の一行は3隊に分かれ、現地で復興支援活動を展開する特定非営利活動法人・JEN=JHP・学校をつくる会、日本国際救援行動委員会(JIRAC)、立正佼成会の3団体で構成=と連携し、難民、被災民を対象にしたさまざまな奉仕活動を行います。
難民収容センターの清掃や子どもたちの遊び場づくりなどの作業にあたるほか、子どもたちとの交流、独居老人宅や「ゆめポッケ」「毛布」を受け取った人々の家庭を訪問するなど、心のケアを目指した活動にも取り組みます。31日に帰国する予定です。

(2001.08.22記載)