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2001年08月31日 旧ユーゴスラビア地域ボランティア隊が帰国

「旧ユーゴスラビア地域ボランティア隊」(隊長=山野井克典財務部長)のメンバー48人が、8月18日から31日まで、3班に分かれ、ユーゴスラビア連邦セルビア共和国、ボスニア・ヘルツェゴビナをそれぞれ訪問しました。

本会会員が旧ユーゴで労働奉仕を中心としたボランティア活動を行うのは今回が初めてです。ベオグラード班(2班)は、各地の難民収容センターなどを訪れ、難民の生活状況を視察するとともに、施設のペンキ塗りや運動場の整備、園芸作業などを行いました。さらに、現地で復興支援活動を行う特定非営利活動法人・JEN(本会など3団体で構成)が進めるコモンルーム(談話室)での心理社会的事業や、住宅建設事業、孤児のケア事業など各種事業を見学しました。
一方、サラエボ班は、主に地域滞在型の活動を展開し、公園造りや薪割り作業をしながら現地の人々と交流しました。両班は各地で紛争犠牲者の慰霊供養も実施しました。こうした活動は現地でも反響を呼び、テレビや新聞にたびたび取り上げられました。

(2001.09.05記載)