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2001年10月07日 平和を願い心一つに「お会式・一乗祭」開催

2001年10月7日に、東京・杉並区の本部周辺おいて『お会式・一乗祭』が開催されました。この行事は、『法華経』の広宣流布に生涯をかけられた日蓮聖人のご遺徳を偲ぶとともに、本会の創立者であり、世界平和のために生涯をささげた庭野日敬開祖を追慕・讃歎するものです。当日は、朝9時から夜7時まで本部・大聖堂で、本会所依の経典である『法華三部経』が通読供養されるとともに、周辺公道約1キロでは、約7,000人の会員からなる「万灯行進」が華やかに、力強く展開されました。
参加した会員は、日蓮聖人、庭野開祖への報恩感謝の念を深め、開祖が示した「一乗の道」に邁進する決意をあらたにしました。

「お会式・一乗祭」は、午前9時から大聖堂で行われました「万灯行進祈願供養」で開幕しました。読経供養に続いてあいさつに立った庭野会長は、万灯行進を前に参加者たちに次のように語りました。「開祖さまは常々異体同心ということを申されていました。人と人が争うということは宗教の教えにはありません。心の世界では、思いやりを持って心を一つにしていくことが大事です。異体同心の心を持って今日一日過ごさせて頂きたいと思います」
午後0時45分に万灯行進スタート。本部班に続き、地方教会では札幌、海外教会では全米(ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ハワイ)を先頭に、仙台、水戸、、川口、台湾、松戸、韓国、多摩教区、タイ、大船、欧州・南西アジア(スイス、ジュネーブ、バングラデシュ、スリランカ、香港)、倉敷の順に行進。続いて東京23教会が本会発祥の地前から大聖堂を経由し、一乗宝塔、法輪閣駐車場までを練り歩きました。
アメリカで起きた同時多発テロ事件の直後ということもあり、行進の前に行われる各教会のアナウンスには、犠牲者への追悼と世界平和達成に向けての決意が込められていました。また、多摩教区の行進では「テロも戦争もない平和な世界を!」と書かれた横断幕を持つ会員の姿も見られました。
また、午前10時から閉会まで大聖堂で「通読供養」が行われ、法華三部経全巻が読誦されました。

(2001.10.10記載)