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2001年11月19日 WCRP日本委員会がUNHCRに1000万円寄贈

立正佼成会も加盟するWCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会=白柳誠一理事長=は、11月19日、アフガニスタン難民救援のため、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に対して1000万円の支援金を寄贈しました。

今回の支援金拠出は、米英両軍によるアフガニスタン攻撃と同国内の戦闘によって急増している難民・被災民を救援するためのものです。19日、杉谷義純事務総長が、東京・渋谷区のUNHCR日本・韓国地域事務所を訪れ、同事務所のカシディス・ロチャナコン代表に目録を手渡しました。
杉谷事務総長は、カシディス代表に対して、宗教者として今回の一連の動きを憂慮していることを伝えたあと、WCRP日本委員会が3年前からアフガン難民に対して教育支援を行っていることに触れ、「現地の子供たちが十分な教育を受け、将来自分たちの国を背負っていけるよう、支援金はぜひ教育問題に役立てて頂きたい」と述べました。
ロチャナコン代表は、支援金に対する謝意を表したあと、「平和を取り戻す上で、教育問題は特に重要な要素です。アフガニスタンの再建に向けて、皆さんのご支援は欠かせません」と述べ、WCRP日本委員会の今後の支援に期待を寄せました。

(2001.11.21 記載)