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2001年12月08日 全国で、仏教3大行事の一つ「成道会」を挙行

仏教3大行事の一つである「成道会」式典が、12月8日、大聖堂はじめ全国各教会で行われました。この日、大聖堂には約4800人が参集。式典では、庭野日鑛会長が法話を述べました。

成道会は、仏教徒にとって、悟りを開かれた釈尊に報恩感謝の誠を捧げ、教えの実践を新たに決意する日とされています。
式典は、佼成合唱団のコーラスによる奉献曲『明けの明星』が流れる中、インドの民俗衣装・サリーをまとった青年女子部員20人による奉献の儀で幕を開けました。
山野井克典理事の導師による読経供養のあと、啓白文が奏上されました。続いて、竹野浩市・高知教会長が体験説法に立ちました。高知教会では、包括内86地区が交流する「千回法座」を展開。竹野教会長は、サンガの交流の中で、家族関係などに悩む会員の話に耳を傾け、共に先祖供養を行ってきた教会の取り組みを発表しました。
このあと、庭野会長が登壇し法話。「人間は生まれ、成長し、やがて老いて亡くなる。この『無常』の法によって、私たちは、限りあるいのちを大事にしていこうと、厳粛に受け取らせて頂くことができます。その認識があれば、どんなことに対しても真剣に取り組み、前進できる。そこに仏教徒の生きざまがあるのではないかと受け取らせて頂くのです」と述べました。

(2001.12.12記載)