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2002年02月22日 第19回庭野平和賞 メキシコの司教サミュエル・ルイス・ガルシア師に決まる

庭野平和財団は、宗教的精神に基づいて宗教協力を促進し、世界平和の実現に顕著な功績をあげた人(団体)を表彰する2002年度の庭野平和賞を、メキシコの司教サミュエル・ルイス・ガルシア師(77歳)に贈ることを決定しました。

ルイス師は、メキシコおよび中南米地域での人権擁護活動に関わり、抑圧を受け続けてきたメキシコ先住民(インディオ)の地位向上、文化復興に身を賭して取り組んでこられました。「貧しい人々のための司教」とも呼ばれた真摯な人柄と諸活動は、多くの人々から深い信頼を得て、中南米のみならず世界的にも多大な影響を与えています。
贈呈式は5月9日(木)、東京・新宿のホテルセンチュリーハイアットで行われ、賞状と顕彰メダル、賞金2,000万円が贈られます。当日は、受賞者サミュエル・ルイス・ガルシア師が出席し、記念講演を行います。

(2002.02.22記載)