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2002年03月20日 庭野日鑛会長「法燈継承十年」記念 『急がず、休まず』発刊

1991年、庭野日鑛会長が庭野日敬開祖から「法燈継承」して10年――この間の指導を写真と共に集大成した『急がす、休まず』(A4判、オールカラー120ページ、頒価1500円=税込み)が、3月20日、佼成出版社から発刊されます。2001年11月15日、庭野会長が「法燈継承十年」という大きな節目を迎えたのを記念して企画、編集されたものです。

庭野会長は、1991年11月15日、大聖堂での「法燈継承式」に臨み、本会の第二代会長に就任しました。以降、本部式典などでの会員指導をはじめ、「親戚まわり」(ご巡教、入仏・落慶式、教会訪問など)として全国の教会、地域道場を訪問。この10年間で延べ320の会場を訪れ、約52万人の会員と直接に触れ合ってきました。
一方、庭野開祖が道を拓いたWCRP(世界宗教者平和会議)、ACRP(アジア宗教者平和会議)、新宗連(新日本宗教団体連合会)など国内外の諸宗教対話・協力活動も継承し、諸会議や世界大会、祈りの集会などへ積極的に出席。ボスニア・ヘルツェゴビナ、イスラエルなど、紛争に苦しむ地域へも自ら赴き、庭野会長独自の新たな対話・協力の輪も広げてきました。
また、会員指導や国際会議でのスピーチなどでは、一貫して、いのちの不思議、尊さ、有り難さに気づいていく重要性を強調。仏教の根本となる「無常」の真理・法を認識することを通して、一人ひとりが自らの心田を耕しつつ、この世に共生の世界を築いていくよう説き続けてきました。
本書は、こうした庭野会長の10年にわたる指導のエッセンスを集大成したものです。『真理・法の認識』『生活と信仰』『平和の心』『開祖さまのみ教え』『法燈継承』のテーマごとに、延べ43の法話を簡潔な形で紹介しています。
さらに、庭野会長の10年間の足跡を全ページ、カラー写真で紹介。国内外の活躍ぶりやプライベートな未公開写真なども収録されています。巻末には、庭野会長の10年を記録した年譜も付されています。
お問い合せは、佼成出版社ダイレクトサービス(電話 0120-323-766)まで。

(2002.03.05記載)