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2002年03月20日 アフガニスタンに善意の毛布届く

「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)で集められた毛布のうち、緊急支援としてアフガニスタンに届けられた1万枚の毛布の配布作業が3月下旬から開始されました。

3月9日、アフガニスタン東部のジャララバードにあるヒサルシャヒ国内避難民キャンプ第1弾の配布作業が行われました。「特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター」(JVC)と、現地のNGO(非政府機関)「オマール」が協力し3500枚を難民に手渡しました。
清水俊弘さん(JVCスタッフ)の報告によると、現地は、依然厳しい寒さが続いており、山岳地帯では夜間の気温がマイナス20度、平野部でも氷点下となります。さらに冷雨に見舞われており、布製のテントの中で家族は身を寄せて寒さをしのいでいます。そうした状況の中で手渡された日本からの毛布。「一枚の毛布」が難民のいのちを寒さから守る大切な術(すべ)となります。

(2002.03.20記載)