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2002年05月01日 「アフリカへ毛布をおくる運動」始まる

「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)が5月1日、全国各地でスタートしました。18年目を迎えた今年、全国各教会では、すでにキャンペーン開始前から啓発、収集活動を行っているところもあり、運動に盛り上がりを見せています。本会における同運動のテーマは『皆一つの大いなるいのちの中で生かされている。だからこそ、心をつなぎ合い、認め合い、互いに支え合っていこう』。6月30日までの約2カ月間、教会で、地域で、活発な活動が展開されます。

「アフリカへ毛布をおくる運動」は、1984年、アフリカを襲った大干ばつで被災した人々を救済する目的で始まりました。過去17年間に全国から寄せられた毛布は294万6534枚。昨年は、同運動推進委員会としての活動がスタートして以来過去最高の16万9251枚を記録しました。
また、毛布の輸送金(1枚あたり900円)もこれまでに6489万6978円が支援されています。集められた毛布はエチオピアをはじめ、ウガンダ、タンザニア、マラウイなどに届けられました。また、昨年は米国同時多発テロ事件に端を発した一連の紛争で犠牲となったアフガニスタン難民に対し、緊急支援として2万枚の毛布を送りました。

18年目を迎えた今年、すでに3月から4月中旬にかけて活動をスタートさせた教会が目立っています。
姫路教会は、青年部員が中心となり、3月10日から毎週日曜日ごとに、包括区域内の市民宅を戸別訪問し、同運動をPRしています。また、地元のスーパーマーケットの協力で買い物客にチラシを配布。同教会では今後、12日と19日の2回にわたり収集活動を行う予定ですが、毛布を取りに来てほしい」との問い合わせや輸送金の協力が相次いでいます。

(2002.05.08記載)