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2002年05月02日 日本ユニセフ協会・東郷専務理事が来会

日本ユニセフ協会の東郷良尚専務理事が5月2日、本会を訪れ、事務庁舎特別応接室で山野井克典・立正佼成会理事長と懇談しました。二見武・日本ユニセフ協会協力事業部副部長、国富敬二・立正佼成会青年本部長が同席しました。

東郷専務理事は懇談の中で、1979年(国際児童年)以来、本会が展開してきたユニセフ支援活動に、あらためて謝意を表明。また、ユニセフの活動や途上国の子供たちの生活が分かる展示スペースやミニシアターを備え、昨夏オープンした新ユニセフハウス(東京・港区)の利用状況などを紹介しました。
山野井理事長は、ユニセフ支援活動が本会の歴史の中でも大きな意味を持つことを強調。「児童期に世界の問題に目を向けたり、平和について考えることは非常に大事なことです」と語り、現在本会の小・中学生が取り組んでいる「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」について説明しました。さらに、児童虐待など国内での問題にもふれ、「宗教者としての役割を一層自覚し、できる限り問題に対処していきたい」と述べました。
さらに東郷専務理事は、今年7月に「子供買春」に関する会議が予定されていること、ユニセフと国際サッカー連盟(FIFA)が連携し、「セイ・イエス・フォー・チルドレン」のスローガンのもと『2002年FIFAワールドカップ』が開催されることを報告。今後も多くの人々、団体などと手をつなぎ、世界の全ての子供たちのために尽力することを約しました。

(2002.05.08記載)